熱戦一夜明けトレヴ引退示唆 ゴールデンホーンは来春種牡馬入り予定

ゴールデンホーンの圧倒的なパフォーマンスで幕を閉じた凱旋門賞から一夜明け、今年は4着に終わるも2013年、2014年と凱旋門賞を連覇したトレヴ(牝5、仏・C.ヘッドマーレック厩舎)が引退を示唆するコメントが報じられた。
昨年の凱旋門賞制覇後に、一度引退を宣言するも撤回。今年に入り3連勝と類まれな能力を発揮し、前人未到の3連覇へ向け今年の凱旋門賞に挑んだ。今後は繁殖入りを予定しており、凱旋門賞がラストランとなる見込みだ。更なるスターホースの出現に母としても期待が掛かる。

トレヴ
(牝5、仏・C.ヘッドマーレック厩舎)
父:Motivator
母:Trevise
母父:Anabaa
通算成績:13戦9勝
重賞勝利:
15年ヴェルメイユ賞(G1)
15年サンクルー大賞(G1)
14年凱旋門賞(G1)
13年凱旋門賞(G1)
13年ヴェルメイユ賞(G1)
13年仏オークス(G1)
15年コリーダ賞(G2)

トレヴ"/

繁殖牝馬として、第二の人生を歩むトレヴ


今年の英ダービー馬で、凱旋門賞を制したゴールデンホーン(牡3、J.ゴスデン厩舎)は米・キーンランドで行われるBCターフ(G1)を目指す公算が大きく、母国イギリスでは、来春から英・ニューマケットのダルハムホールスタッドで種牡馬入りする予定だと伝えられた。
現在8戦7勝と驚異的な強さで、世界一に登り詰めた同馬はG1・5勝目を目指し、有終の美を飾れるか見逃せない1戦となりそうだ。

ゴールデンホーン
(牡3、英・J.ゴスデン厩舎)
父:Cape Cross
母:Fleche d'Or
母父:Dubai Destination
通算成績:8戦7勝
重賞勝利:
15年凱旋門賞(G1)
15年愛チャンピオンS(G1)
15年英ダービー(G1)
15年エクリプスS(G1)

ゴールデンホーン

▲凱旋門賞を快勝したゴールデンホーン