【POG】メイプルキングが外から突き抜け完勝…東京新馬

10月25日(日)、4回東京7日目4Rで2歳新馬(芝1400m)が行なわれ、長岡禎仁騎手騎乗の10番人気・メイプルキング(牡2、美浦・高市厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:23.3(良)。

2着には3馬身半差で6番人気・クラウンアゲン(牝2、美浦・萱野厩舎)、3着にはクビ差で2番人気・フェイス(牡2、栗東・安田隆厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたアルジャンテ(牝2、美浦・尾関厩舎)は4着に敗れた。

好スタートをきったのは最内枠のトリメンダスで、そのまま先頭に立つ。バトルキャンデーとクラウンアゲンが2、3番手を争い、その後をプルシアロワイヤル、ルナマティーノが追う形となる。4コーナーを回り、いざ直線に入ると、クラウンアゲンが先頭に立ち、押し切りを図る。しかし、外から、中団を走っていたメイプルキングが伸びあえぐ各馬を尻目に一気に突き抜け勝利。2着にクラウンアゲンが残った。

勝ったメイプルキングは祖母に川崎記念を制した名牝ロジータ、近親にレギュラーメンバー、カネツフルーヴがいるなど、ダートで活躍馬を多数輩出する名門牝系だが、この馬は芝での新馬勝ちとなった。
馬主は節英司氏、生産者は新冠町の高瀬牧場。馬名の意味由来は「冠名+王」。

1着 メイプルキング(長岡騎手)
「ずっと調教にもと跨り、能力を感じていました。芝の走りがいいですね。位置取りは後ろになりましたが、直線でぐっとハミを取ってくれ、最後までしっかり伸びました。このくらいの距離が合っています」

2着 クラウンアゲン(井上騎手)
「ゲートをポンと出て、いいポジションに付けられました。最後の伸びも良かったですよ。きょうは勝った馬が強かった」

4着 アルジャンテ(吉田豊騎手)
「ゲートがひと息。押してポジションを取る必要がありました。前半から気合いを入れたぶん、伸び負けしましたが、切れ味もありそう。じっくり脚をためられたら」

5着 ライムチャン(嘉藤騎手)
「勝った馬の後ろから、がんばって伸びています。叩いて良くなるでしょう」

6着 ルナディミエーレ(柴山騎手)
「いざ追い出してからが案外でしたが、もっと切れそうな感触でした。初の実戦でしたからね。使って変わりますよ」

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メイプルキング
(牡2、美浦・高市厩舎)
父:キングカメハメハ
母:イズミバード
母父:サンデーサイレンス

メイプルキング

メイプルキング

メイプルキング

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