【エ女王杯】ルメール巻き返しに自信「距離もコースも合う」

11月15日(日)に行われるエリザベス女王杯(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。
追い切り後、タッチングスピーチ(牝3、栗東・石坂厩舎)に騎乗するクリストフ・ルメール騎手の一問一答は以下の通り。

-:前走の秋華賞ですが、どんな印象だったでしょうか?

C.ルメール騎手:タッチングスピーチはいつもあまりテンが速くないので、後方からの競馬になりました。4コーナーで大外にいきましたが、スピードに追いついていけませんでしたね。脚を使ってくれていますが、差すことができませんでした。

-:それでも、勝った馬とはそんなに差がなかったですね。

ルメール:ハイ。京都の内回りコースはスピードが必要ですからね。タッチングスピーチはそこが難しかったです。

ルメール

通訳を帯同せず日本語で会見に応じたルメール騎手


-:エリザベス女王杯は外回りコースになります。

ルメール:ええ、その方が良いですね。距離もコースも合っていると思います。

-:秋華賞の前、ローズSは本当に強い内容でした。

ルメール:そうですね。でも、秋華賞のパドックでチャカチャカして、ローズSよりテンションが高かったです。状態は変わらなかったのですが、ローズSとはメンタルの差がありましたね。

-:そういう意味では、タッチングスピーチにとって精神面は大事になりますね。

ルメール:そう思います。

-:今後は牝馬No.1を決定する争いになります。

ルメール:今週のメンバーはスゴイですね。しかし、タッチングスピーチはとても良い馬ですから、距離、コースからもとても自信があります。

-:やっぱり秋華賞の時はルメールさんも不安がありましたか?

ルメール:ハハハ(笑)。不安はなかったですよ。

-:メンバーは一番揃いますが、この中に入ってどれくらいやれるでしょうか?

ルメール:タッチングスピーチはG1を勝てる馬です。体の強い馬で、とても瞬発力がありますからね。今回ももちろん勝ちたいですが、今年か来年にはこの馬でG1を勝ちたいです。

-:ぜひ、今週勝ちたいですね。

ルメール:ええ、自信があります。

-:ファンの皆さんにメッセージをお願いします。

ルメール:秋華賞で残念でしたが、エリザベス女王杯はとてもチャンスだと思っています。応援してください。