【マイルCS】1週前 クラリティ抜群の反応 CWで終い11.9秒

11日、マイルCS(G1)の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、秋華賞17着のレッツゴードンキは助手を背に坂路で馬なりに追われ、ベストタイムに迫る4F51.4-37.1-24.3-12.4秒を叩き出した。

梅田智之調教師は「朝1番でやりました。上がってきてからの息遣いもケロッとしていたし、走りもよかったね。この距離なら小細工の必要もない。ハナにこだわるわけじゃないけど、馬とケンカするぐらいなら行ってもいい。スピードを生かす競馬をさせたい」と前走まさかの大敗から巻き返しへのコメント。春のクラシックでは同じ距離である桜花賞を制しているだけに、適距離に戻って大きな変わり身に期待だ。


前走、富士S15着のクラリティスカイ川須栄彦騎手を背にCWで併せ馬。古馬500万のヴェルステルキングを追走し、0.3秒先着する内容。長めの距離にもしっかり対応し、7F99.7 82.3-66.8-52.7-38.3-11.9秒で1週前追い切りを終えた。

「使って良くなるタイプですが、この馬にしたら調教で動きましたね。前走の富士Sは元気が良すぎてレースでも引っ掛かってしまった。あれでガス抜きもできています。」と友道康夫調教師。マイルG1を制している1頭だけに軽視は出来ない。古馬との対戦もこれで2度目、更なる成長も期待出来るだけに、上積み必至といったところか。

クラリティスカイ

▲G1・2勝目に挑むクラリティスカイ