【香港カップ】エイシンヒカリが逃げ切りV!2着ヌーヴォで日本ワンツー!

12月13日(日)、香港・シャティン競馬場で香港C(G1)【THE LONGINES HONG KONG CUP】(3歳上 1着賞金1425万香港ドル 芝2000m) が行われ、武豊騎手騎乗のエイシンヒカリ(牡4、栗東・坂口則厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:00.6。
また2着にはヌーヴォレコルト(牝4、美浦・斎藤誠厩舎)が入り、日本馬のワンツーとなった。

レースはエイシンヒカリが引っ張る形となり、その後ろを間を空けてダンエクセル、さらにフリーイーグル、ブレイジングスピードと続く。ヌーヴォレコルト、ステファノス、サトノアラジンの3頭は後方に位置取り、最後の直線での脚に全てをかける形となった。3、4コーナー中間に差し掛かるとサトノアラジンがまくり気味に上がってくる以外は各馬動きはなく、いよいよ直線を迎える。
楽な手応えのまま逃げるエイシンヒカリ。直線半ばを過ぎても追い込み各馬は捕らえることが出来ない。ゴール前で内からヌーヴォレコルト、外からブレイジングスピードが差を詰めるも届かず。エイシンヒカリが鮮やかに逃げ切った。また、ヌーヴォレコルトが2着に入り、2011年のドバイワールドカップ(1着ヴィクトワールピサ、2着トランセンド)以来の日本馬の海外G1ワンツーとなった。

勝ったエイシンヒカリは、前々走の毎日王冠を制し、満を持して挑んだ天皇賞(秋)では9着に沈んでしまったものの、陣営はかねてから予定していた香港遠征を敢行し、今回は見事この積極策がハマり、G1初制覇を海外で成し遂げた形となった。また、日本馬の香港カップ制覇は、1995年のフジヤマケンザン、2001年のアグネスデジタル以来14年ぶり3頭目となった。
馬主は栄進堂で、生産者は新ひだか町の木田牧場。馬名の由来は「冠名+超特急の名称より」。

なお、ステファノス(牡4、栗東・藤原英厩舎)は10着、サトノアラジン(牡4、栗東・池江寿厩舎)は11着に終わった。

エイシンヒカリ
(牡4、栗東・坂口則厩舎)
父:ディープインパクト
母:キャタリナ
母父:Storm Cat
通算成績:11戦9勝
重賞勝利:
15年香港C(G1)
15年毎日王冠(G2)
15年エプソムC(G3)


エイシンヒカリ

エイシンヒカリ

エイシンヒカリ

エイシンヒカリ

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