【有馬記念】ラブリーデイ距離延長も川田「僕がうまい事乗れれば」

12月27日(日)、中山競馬場で行われる有馬記念(G1)の共同記者会見が、23日栗東トレセンで行われた。
ラブリーデイ(牡5、栗東・池江寿厩舎)に騎乗する川田将雅騎手の一問一答は以下の通り。

●負けて強しのジャパンC

-:ラブリーデイの川田騎手にお話をうかがいます。先週の追い切りでラブリーデイに跨られましたが、その時の感触はいかがだったでしょうか。


川田将雅騎手:無事に終わって何よりでした。

-:今週は跨らずでしたが、馬の様子はご覧になられましたか。

川:僕もほかの厩舎の馬に乗っていたので直接的には見ていないのですが、そのときに追い切り後のラブリーデイにすれ違いまして、そこで一言だけ「大丈夫ですか」という話はしました。

-:馬の力を十分に出せそうな状態と見てよろしいでしょうか。

川:そうですね。秋4回目ですけど、順調にここまでこられているというのが何よりですし、レースに行ってくれれば自分の持っているものを精一杯に出してくれますから、そこに関しては特に心配はしていません。

川田将雅騎手

-:前走のジャパンCを振り返っていただきたいと思います。

川:ゲートからスムーズにごちゃつきに絡まれることもなく1コーナーに入ることが出来ました。その後も2400メートルということを思えば終始リズム良く、少し力みながらではありましたけれども、良く我慢してくれていたなと思います。4コーナーで外が動いてきたので少し早く動かされる形にはなりましたけれども、直線も良くがんばってくれました。結果として少し負けて3着ということになってしまって、人気を背負っていましたし申し訳なく思っています。

-:前走も負けて強しと言うような内容で、どんどん力をつけていっているように思えるのですが、川田騎手は乗っていらっしゃってどうでしょうか。

川:僕は今年乗せていただいたのは宝塚記念からなので、そのときに本当に成長したのだなというのを感じましたし、京都大賞典もいい内容で勝ってくれました。やはりどうしても東京の2400という舞台設定が得意ではないので、その分最後にそういう得意ではない部分が、影響したかなとは思うんですけど、本当に力をつけたなと思っています。

●まずはいい枠が当たることを

-:今回は中山の2500メートルという舞台設定になりますが、このあたりはラブリーデイにとってはいかがでしょうか。

川:もちろん得意な距離ではないですけれども、東京の2400よりかは何とかできるんじゃないかと思っていますから、後は僕がうまい事乗りさえすればと思っています。

-:なかなかトリッキーなコースといわれていますが、レースのポイントとなる部分というのはどのあたりになるのでしょうか。

川:明日になりますけれども、まずは枠順抽選ですよね。どの枠になるかによっても大きく変わってくると思いますので、いい枠が当たる事を願っています。

-:さあいよいよグランプリ、ファン投票2位に支持されての出走となりましたが、ファンの皆さんに向けてメッセージをお願いします。

川:本当にこれだけ支持をいただいて、ファン投票2位で有馬記念に出走させていただくわけですから、そういう馬を任されているという責任感も強くあります。馬自身がしっかり頑張ってくれると思いますから、皆さんの期待にこたえられるようにそれを1番いい形で出せるように、僕がうまい事乗れればなと思っています。

ラブリーデイ