3歳勢最先着の銅メダル ブラック「自分の力を出し切ってくれた」

●12月27日(日) 5回中山8日目10R 第60回有馬記念(G1)(芝2500m)

3着 キタサンブラック(清水久調教師)
「よく頑張ってくれました。レースはジョッキーに任せていましたし、自分のリズムで走れば、どんな競馬もできる馬ですからね。きょうは自分の力を出し切ってくれたと思います。この後はしっかりケアをして、オーナーと相談して、考えたいです」

4着 マリアライト(蛯名騎手)
「上手く乗れました。思っていた通りに動いてくれましたし、この相手によく走っていますよ!ゴールドシップがマクってきて、もうひと呼吸、追い出しを待てなかったからね。地力勝負の競馬でよくがんばってくれました」

6着 トーセンレーヴ(ボウマン騎手)
「リラックスして走らせようと思っていて、その通りの競馬は出来ました。思っていたより後ろの位置になりましたが、問題ありませんでした。他馬に蓋をされてエンジンがかかるのが遅くなりましたが、最後までよく頑張ってくれました」

7着 アドマイヤデウス(岩田騎手)
「結果論ですが、前走と同じような競馬をすれば良かったかもしれません。それほど差はありませんが、もうワンパンチ欲しいですね。来年には更に良くなると思います」

9着 ワンアンドオンリー(浜中騎手)
「もう少し前に行きたかったんですけどね。流れも遅くてヨーイドンになりましたし、展開が向きませんでした」

10着 ルージュバック(戸崎騎手)
「返し馬から状態の良さを感じました。いい雰囲気でスムーズに競馬ができたのですが、思っていたほどグッと来るところがありませんでした。良いな、という手応えを感じていたのですが……」

11着 アルバート(アッゼニ騎手)
「後ろでジッとして、良い感じで走れていました。4コーナーで外に振られる形になったことが痛かったですね」

12着 ラストインパクト(菱田騎手)
「前半は思った通り、良いリズムで運べました。馬の並びを見て外に出していきましたが、欲を言えば3コーナー辺りで内を突いていけば良かったかもしれません」

13着 ヒットザターゲット(小牧騎手)
「結果的にはもう少し前に行けたとはいえ、理想的なポジションで運べました。ただし、ヨーイドンのペースは厳しいね。4角では置かれてしまいましたから」

14着 ダービーフィズ(大野騎手)
「もう少しポジションを取りたかったです。もっと内の枠が欲しかったですね」

15着 オーシャンブルー(石川騎手)
「スタートで後手を踏んで、後ろからになりました。3コーナー辺りでペースが上がったときに置かれてしまいました」

有馬記念

3歳勢最先着で菊花賞馬の意地を見せたキタサンブラック


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勝ちに行く競馬で見せ場たっぷりだったマリアライト(右)


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トーセンレーヴは連闘でのグランプリで上がり最速をマーク


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アドマイヤデウスは待望の内枠も不完全燃焼の7着


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悲願のG1制覇は来年に持ち越しとなったルージュバック


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ステイヤーズS組不振のジンクスを破れずアルバートの連勝はストップ


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最高の枠を引いたヒットザターゲットは弾けきれず13着


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石川騎手のG1初騎乗はほろ苦い結果に。この経験を来年に生かす