【ヴィクトリアM】1週前 一気に弾けたミッキークイーン浜中「しっかりと走れた」

4日、ヴィクトリアM(G1)の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。

昨年のオークス、秋華賞を制し、前走、阪神牝馬S2着のミッキークイーン(牝4、栗東・池江寿厩舎)は、CWコースで昨年のダービー2着馬サトノラーゼンを相手に豪華な併せ馬。0.5秒追走する形でスタートし、直線一杯に追われると一気に弾けてサトノラーゼンを置き去り。5馬身近く先着し、6F81.3-65.8-51.6-37.8-11.5秒と時計も文句なしだ。

手綱をとったのは東京新聞杯での落馬負傷から来週復帰予定の浜中俊騎手。「1週前はしっかりとやりました。ケイコで動く馬ですが、しっかりと走れていましたよ。前走は久しぶりのマイル戦でしたが、その中でも内容は悪くなかった。2回続けて同じ距離を走れるという意味でも上積みは見込めます。ジャパンCは直線でごちゃついて可哀想な競馬になってしまったけど、東京コースというのは合っています」とオークスを制した東京コースでの反撃に気合十分の様子。

「1週前からレースに復帰したかったんですが、今週に調教に乗れたというのは良かった。こんな状況でもオーナーから声をかけていただけたし、ファンからの声というのも励みになりました」と自身の復帰についても前向きなコメント。人馬ともに復活まであと少しだ。

クイーンズリング

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