【日本ダービー】1週前 鋭伸11.6秒マカヒキ友道師「疲れもなく、順調」

18日、日本ダービー(G1)の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、皐月賞で2着のマカヒキ(牡3、栗東・友道厩舎)が川田将雅騎手を背にCWで、古馬1600万のジルダが強めに追われる外を0.4秒追走。ゴール前で気合をつけ、最終的に0.5秒先着する内容。時計は7F98.8-82.9-67.2-52.5-38.7-11.6秒でフィニッシュ。

父ディープインパクトと同じローテーションで無敗のG1制覇に期待がかかった前走は、惜しくも2着に甘んじた。それでも、勝ち馬を上回る末脚を繰り出しており、今回も中心的1頭である事は間違いない。

マカヒキ

管理する友道康夫調教師は「前走後は厩舎に置いて調整をしてきました。ダメージもそうなかったし、順調ですよ。あまり負荷をかけるつもりはなかったけど、1週前なので併せ馬で追いたかった。川田も『パワーがついてきた』と言っていたけど、最後の反応がやっぱり違いますね。数字的な変化はそれほどないと思うけど、筋肉の量が増えてきた。理想的な馬体になってきましたよ」と更なるパワーアップに期待が出来る様子で語る。

先週も、古馬相手に先着をしており、負荷もしっかりかけられている。高速決着となった前走をものともしない動きで調教を消化。左回りが今回初めてとなるが、ここまでの4戦すべてで上がり最速を使っている事から、府中の舞台設定は本馬向き。父と同じダービー馬の栄冠を目指し、最終調整に差し掛かる。

マカヒキ