【日本ダービー】ルメール初のクラシック制覇へ「皐月賞馬とマカヒキがライバル」

5月29日(日)に行われる日本ダービー(G1)の最終追い切りが栗東トレセンにて行われた。
サトノダイヤモンド(牡3、栗東・池江寿厩舎)に騎乗するクリストフ・ルメール騎手の一問一答は以下の通り。

-:先程、最終追い切りが終わりました。跨られて印象はいかがでしたか?

クリストフ・ルメール騎手:今朝の追い切りは完璧でした。とても嬉しいです。馬のコンディションはとてもイイです。直線で反応が早くなった。だから、喜んでいます。

-:調教師からはどんな指示がありましたか?

ル:「3番手からラスト300mで別の馬に併せて来てください」。「ラスト100mは一杯追ってください」。馬の反応がとても良かったです。

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-:前走についてですが、皐月賞は3着でした。振り返っていただけますか?

ル:とてもいいレースはしていました。ただ、コンディションが100%じゃなかった。G3(きさらぎ賞)から皐月賞まで長く休んだ。だから、今のコンディションは皐月賞より良くなったと思います。ダービーはもっといいコンディションになっています。

-:今回は東京競馬場になりますがいかがでしょうか?

ル:彼はとても乗りやすいです。だから心配がない。2400mは初めてです。でも、大丈夫だと思います。

-:相手関係ですが、皐月賞の時はマカヒキが一番のライバルだとおっしゃっていました。今回はどの馬が気になりますか?

ル:ディーマジェスティが皐月賞で能力を発揮した。あの馬は2400mでも大丈夫。マカヒキは皐月賞で位置が後ろだった。でも、直線は速かった。だから、その2頭がたぶん一番のライバルです。

-:改めて、どのようなレースがしたいでしょうか。

ル:いいスタートを決めたい。6番手が7番手で乗りたいです。直線でダイヤモンドはいい走りをします。瞬発力があります。だから、自信がある。

-:ルメール騎手自身は先週の土曜日、日曜日で10勝されていますけど、その勢いで勝ちたいですね。

ル:そうそう、とても喜んでいた。1週で10勝も勝って凄いです。初めてです。でも、一番大切なのはG1という大きなレース。だから、今週もガンバリマス。

-:日本ダービーは多くのファンが見守るレースです。ファンに一言、お願いします。

ル:今年のダービーはたぶん(メンバーが)一番強いです。ダイヤモンドは皐月賞のリベンジを果たしたいです。だから、競馬場に来て応援オネガイシマス。

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ルメール騎手が騎乗しCWコースで7F97.3-11.6秒の最終追い切りを消化したサトノダイヤモンド