【サマーチャンピオン】フトシやった!グレイスフルリープが逃げ切り重賞初制覇!

グレイスフルリープ

8月18日(木)、佐賀競馬場で行われた交流重賞・第16回サマーチャンピオン(Jpn3)(3歳上 混合 ハンデ 1着賞金:2100万円 ダート1400m)は小牧太騎手騎乗の1番人気・グレイスフルリープ(牡6、栗東・橋口慎厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:25:7(良)。

2着は4馬身差で3番人気・ワンダーコロアール(牡7、栗東・河内厩舎)、3着は3/4馬身差で2番人気・タガノトネール(セ6、栗東・鮫島厩舎)が入った。

ハナを切っていったのはグレイスフルリープ。小牧騎手がやや押し気味に先行。追いかけるのはイッテツ、タガノトネール。ワンダーコロアールは好位、ミリオンヴォルツはその後ろを追走。フミノファルコンは早めに外を通ってまくり気味に進出。グレイスフルリープ、タガノトネール、ワンダーコロアール、この3頭が後続を離して4角から直線へ。

直線まで手応え十分のグレイスフルリープが満を持して仕掛けると、後ろを一気に引き離す。外のタガノトネールが粘りこみを図るものの、内から上がってきたワンダーコロアールが迫る。しかし先に抜けだしたグレイスフルリープの脚は衰えず、最後までしっかりとした逃げ脚で1着入線した。2着には追い込んだワンダーコロアールがタガノトネールを交わして入った。

勝ったグレイスフルリープはデビューからダートを中心に使われ、4歳春にオープン入り。夏に降級してやや足踏みしたものの、4歳の暮れに妙見山Sを制し、再びのオープン入りを果たす。2走前のポラリスSでは後続に1馬身半をつけて逃げ切っており、持ち前のスピードを見せつけていた。今日は4歳春のアンタレスS(4着)以来の重賞挑戦であったが、4ヶ月の休み明けも問題にせず見事な勝利を飾った。鞍上の小牧太騎手にとっても今年に入ってからの重賞初制覇で、このレース11年ぶり3度目の勝利。また、管理する橋口慎介調教師は開業初年度での重賞初制覇と、初物づくしのレースとなった。

馬主は前田晋二氏、生産者は株式会社ノースヒルズ。馬名の意味由来は「優雅な跳躍」。

【小牧太騎手のコメント】
「早くから良いセンスを持っていた馬。重賞をもっと早くに勝たせてあげたかったほどです。(2004~2005年の連覇以来となるサマーチャンピオン制覇に)そうでしたか?忘れてましたわ。 佐賀で勝てたことが嬉しいですね。現役を続けている以上はどんどん乗りにきたいと思っています。また、ここへ来た際は応援してください」

グレイスフルリープ
(牡6、栗東・橋口慎厩舎)
父:ゴールドアリュール
母:ラビットフット
母父:Seeking the Gold
通算成績:30戦8勝
重賞勝利:
16年サマーチャンピオン(Jpn3)

グレイスフルリープ

グレイスフルリープ

小牧太

久々の重賞制覇に笑顔を見せる小牧騎手


小牧太

安藤勝己

レース前のトークショーにはラボファミリー・安藤勝己さんが登場!


安藤勝己

『楽天競馬”ポッ”イントもらっちゃおう大使』の津田麻莉奈さんと予想会を行った


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