【京成杯AH】1週前 マイルで反撃ロードクエスト「適性距離の確認が出来れば」

ダノンプラチナ

復活期すダノンプラチナ(奥)はフロンテアクイーンと同入ゴール


■来週日曜中山11レース・京成杯AH(G3)1週前情報

【9/1追い切り】

ロードクエスト(牡3、美浦・小島茂厩舎)・前走=日本ダービー11着
小島茂之調教師を背に南ウッドチップコースで追われ、5F67.9-52.7-38.8-13.0秒をマーク。

【小島茂之調教師のコメント】
「これまで右回りコースでの走りがもうひとつだったのは手前の替え方がスムーズではなかったことも一因かと思うので、今日の1週前追い切りは手前をしっかり替えることをテーマに考えていました。狙い通り手前をしっかり替えましたし、替えている間に併せた相手を交わした辺りはやはり能力が違うなと思いました。

放牧先でも馬の具合が良かったみたいですし、それほど休まなかったようです。英気を養って帰厩してきた感じですね。体重は大きく増えてはいませんが、春に比べてお尻が大きくなっていますし見た目は大きくなっています。春シーズンもマイルが良いと思っていましたが、池添騎手の進言もあって日本ダービーを使いました。彼には策があったようですし、春シーズンなら2400でも良い競馬が出来ると思っていたみたいですね。

1600から1800くらいの体型をしていますが、2000くらいまではもつのではないかと思っています。今回は、池添騎手から右回りのマイル戦を使ってほしいという進言もあってここを使います。最終追い切りはジョッキーが乗る予定です。ここを使って今後の適性距離の確認が出来れば、と思っています」

クラリティスカイ(牡4、美浦・斎藤誠厩舎)・前走=関屋記念8着
助手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F83.2-66.8-51.4-37.8-12.8秒をマーク。

【斎藤誠調教師のコメント】
「放牧に出すと緩むタイプで、刺激を与えた方が状態が上向くと思って中間は在厩調整をしています。1回使ってハミ受けや動きなどが良くなってきました。自分から前に進もうという推進力が出てきました。1週前追い切りは、相手に追いつかなくてもいいと思っていたので併せる形にはなりませんでしたが、前の目標を追いかけて最後まで伸びていました。使い込んで良くなってくるタイプですし、転厩初戦で手探りだった前走よりも良い状態で臨めると思います」

クラリティスカイ

【8/31追い切り】

ダノンプラチナ(牡4、美浦・国枝厩舎)・前走=東京新聞杯4着
助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F67.9-52.7-38.5-13.0秒をマーク。

【国枝栄調教師のコメント】
「前走は冬場でしたし、香港帰り初戦で仕方ないところはありましたね。レースもスローペースで流れが向きませんでした。春シーズンは京王杯スプリングカップから安田記念を目指していましたが、ツメに不安が出たので北海道へ放牧に出しました。

函館競馬場を経由して、8月上旬に帰厩しました。今は立て直してツメも問題ありませんし、去年の同時期と比べて体調も良いですよ。今回は中山マイルなので枠順次第のところがありますし、トリッキーなコースなので上手く立ち回ってくれればと思っています」