【JBCレディスC】ホワイトフーガが桜花賞馬の粘りを封じて連覇達成!

ホワイトフーガ

11月3日(祝・木)、川崎競馬場で行われた交流重賞・第6回JBCレディスクラシック(Jpn1)(3歳上牝 定量 1着賞金4100万円 ダート1600m)は蛯名正義騎手騎乗の1番人気・ホワイトフーガ(牝4、美浦・高木登厩舎)が優勝。勝ちタイムは1.54.6(重)。

2着に1馬身半差で4番人気・レッツゴードンキ(牝4、栗東・梅田智厩舎)、3着は4馬身差で6番人気・トーセンセラヴィ(牝5、浦和・小久智厩舎)が入った。

ほぼ揃ったスタート。押し出されるようにハナを切っていったのはブルーチッパーで、1馬身ほどのリードをとる。2番手に外から初ダートのレッツゴードンキが上がる。1番人気のホワイトフーガはイン3番手を確保、タイニーダンサーが4番手で続く。向こう正面半ばからトロワボヌールも徐々に押し上げに入り、タマノブリュネットも馬なりでジワッと接近。アムールブリエは鞍上が追って馬を促す。 4コーナー手前でレッツゴードンキが先頭に立つも、その外からあっという間に抜け出して来たのがホワイトフーガ。一気に前を捕えて直線に向いたところではもう先頭。必死に内で食い下がるレッツゴードンキだが、脚色は完全にホワイトフーガ。昨年の女王としての貫禄を見せつけて先頭でゴールを駆け抜けた。

勝ったホワイトフーガは3歳春から関東オークスを制するなど、ダート路線で堅実な競馬を続け、昨年のこのレースは5馬身差の圧勝。今年に入りフェブラリーS、さきたま杯は崩れたものの、7月のスパーキングレディーCで4つ目の重賞勝ちを飾ると、前走のレディースプレリュードも2着にまとめ、ここは女王の貫禄を示す完勝。堂々の連覇を果たした。
馬主は西森鶴氏、生産者は浦河町の梅田牧場。馬名の意味由来は「芦毛より+遁走曲」。

  • ホワイトフーガ
  • (牝4、美浦・高木登厩舎)
  • 父:クロフネ
  • 母:マリーンウィナー
  • 母父:フジキセキ
  • 通算成績:16戦8勝
  • 重賞勝利:
  • 15~16年JBCレディスC(Jpn1)
  • 15年関東オークス(Jpn2)
  • 16年スパーキングレディーC(Jpn3)
  • 16年TCK女王盃(Jpn3)
ホワイトフーガ
ホワイトフーガ
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