【オークス】桜の女王レーヌミノル2冠へ「距離もそんなに心配してない」

レーヌミノル

10日、オークス(G1)の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、桜花賞1着のレーヌミノルレーヌミノル(牝3、栗東・本田厩舎)は、見事に桜の女王へ導いた池添謙一騎手を背にCWコースへ。古馬1000万のメイショウミツボシらを1秒追走し、コーナーワークで差を詰めると直線では外の2頭を一気に置き去り。6F81.6-64.8-49.8-36.4-12.1秒で1週前追い切りを終えた。

動きを見守った本田優調教師は「1週前は併せ馬で前の馬を追いかける形でやった。ちょっと追いつくのが速かったが、動きも時計も良かった。いいんじゃない。順調にきてるよ」と合格点を与える。

桜花賞は8番人気での勝利だったが、デビューから常にトップレベルの競馬を続けてきた世代屈指の実力馬。オークスに向けてはどうしても距離が気になるところだが、師は「鞍上の指示に従順でコントロールしやすい。じっくり乗ればじっくりいけるし、仕掛ければすぐに反応する。距離もそんなに心配してないよ」とさほど気に止めていない様子。過去を紐解いても完成度の高さで距離不安を一蹴した馬も多く、2012年のジェンティルドンナ以来となる2冠達成へ期待が膨らむ。

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