【スプリンターズS】捲土重来ダンスディレクター「いい状態で送り出すことが出来る」

坂路を駆け上がるダンスディレクター

●10月1日(日) 4回中山9日目 第51回 スプリンターズS(G1)(3歳上 国際 指定 定量 芝1200m)

-:ダンスディレクター(牡7、栗東・笹田厩舎)ですが、骨折休養明けだった前走のセントウルS(G2)は3着でした。

笹田和秀調教師:シルクロ-ドS以来の実戦ということで、やはり状態面は100%ではなかったと思います。勝ったシルクロ-ドSのデキを100とすれば70~80と言ったところでしょうか。

-:セントウルSの馬体重は前走比-8キロの434キロでした。

笹:これは我々としても想定外でしたね。久々でイレ込んで、予想外に体重が減ってしまいました。

-:休み明けを使ったことで、馬に変化は見られましたか?

笹:使ってガス抜きができたようで、状態はだいぶ上向いています。気性的な面はネックですが、若い時に比べれば馬はだいぶ成長しています。前走減った体重も、すでに戻っています」

-:今回の状態面はいかがでしょう。

笹:1着だった今年のシルクロ-ドSは自信のあるデキでしたが、今回はその時と同じくらいのデキだと思います。1週前追い切りでは坂路で4F54.7-40.2-26.5-13.0秒。前夜の雨で馬場が重かったことを考えれば上々の動きでしょう。

-:京都巧者のイメ-ジが強いですが、中山コ-スに変わる点についてはどう見られていますか。

笹:確かに平坦で斬れる脚を使いますし、初めての中山コ-スだった昨年のスプリンタ-ズSの着順は良くなかった(4番人気15着)ですが、前走のように坂のある阪神での競馬を見る限り、今なら中山もいけると思います。

-:最後に、スプリンタ-ズSに向けての意気込みをお願いします。

笹:ケガが多くなかなか順調には使えなかった馬ですが、今回はいい状態でレ-スに送り出すことができそうです。楽しみにしています。