【スプリンターズS】態勢整うかレッツゴードンキ CWで好時計

レッツゴードンキ

21日、スプリンタ-ズS(G1)の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。

ヴィクトリアマイル以来となるレッツゴードンキ(牝5、栗東・梅田智厩舎)は岩田康誠騎手を背にCWコ-スを単走での追い切り。7F90.8-76.1-62.1-49.4-37.1-13.2秒を計時したが、引っかかるところも見られた。

前走後は北海道での放牧を経て、9月10日から時計を出し始めた。ライバルたちの多くが前哨戦を使ってきた中、ぶっつけで挑むことからもわかるが、管理する梅田智之調教師が「目標はまだ先だからね」と語るように、急ピッチでここまで調整が進められている印象だ。

担当の寺田調教助手も「(追い切りは)良かったですよ。よくここまで来られたなと。今日でもCWコ-スですごい時計が出ているんですよ。それでもペロッと食べたので、その辺はやっぱりさすがだなという感じですね。速い時計はまだ少ないから、輸送はありますが、来週もしっかりやる予定です」と見通しを語った。実績はメンバ-中上位だが、どこまで態勢が整うか。やや重の発表以上に重い馬場だった高松宮記念でも2着に奮闘した、5歳牝馬の底力の見せどころだ。

レッツゴードンキ

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