【毎日王冠】ソウルスターリング、サトノアラジンなど12頭が登録!今年のポイントは?

毎日王冠 ソウルスターリング

天皇賞・秋へ向けて古馬の牡馬と
初対決となるソウルスターリング

2017年10月8日(日)、4回東京2日に行われる第68回 毎日王冠(G2)(3歳上 国際 指定 別定 芝1800m)の特別登録12頭が発表された。

結果だけを見れば、上位好走馬がそのままでG1でも活躍しているケースは少なくなってきたが、例年、秋の東京を彩る名物重賞として知られるG2。今年は素質馬・シルバーステート(牡4、栗東・藤原英厩舎)が屈腱炎再発により、戦線離脱してしまったことは残念の一言だが、少頭数ながらも締まったレースが期待出来そうだ。

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オークス馬ソウルスターリング(牝3、美浦・藤沢和厩舎)はここから始動する。オークスは折り合い面の不安が囁かれたものの、スローペースを克服。むしろ好位から抜け出し、後続を突き放す圧巻の走りをみせつけた。東京千八は後の皐月賞2着馬ペルシアンナイトを問題にしなかった舞台。気性面を考えれば、輸送の短い関東圏での競馬もプラスになりそうだ。

復権を窺うのがマカヒキ(牡4、栗東・友道厩舎)。今年初戦の京都記念は稍重馬場が堪えたか、まさかの敗戦を喫すると、大阪杯も大外枠からのスタートとはいえ、馬券圏内からは離された4着に終わった。この秋は内田博幸騎手とのコンビで、毎日王冠、天皇賞を歩むことを早々と表明。2週前にはCWで猛時計を刻み、1週前は内田騎手が手綱を執っている。調教量だけは文句なしだけに、変わり身を見せたいところだろう。

G1制覇の仲間入りを果たしたサトノアラジン(牡6、栗東・池江寿厩舎)は中距離路線に矛先を向けてきた。早くから大器と評されるも、大きなフットワークから走る条件が限られるのも事実。その点、安田記念は外枠、ハイペースとハマった一戦だった。走法からは距離延長も問題なさそう。あとは開幕週の馬場とペースが課題か。

初の重賞挑戦がG1だった前走でも4着だったグレーターロンドン(牡5、美浦・大竹厩舎)も侮れない。爪の不安を慢性的に抱えており、5歳にして8戦というキャリア。姉にオークス馬がおり、安田記念でも勝ち馬から0.1秒差と能力の高さは衆目一致するだけに、先々へ向け賞金を加算したいはずだ。

7カ月半ぶりの実戦となるのがリアルスティール(牡5、栗東・矢作厩舎)。鼻出血で連覇の懸かったドバイターフをパスすることになったが、じっくり立て直された。昨秋は天皇賞にぶっつけで挑んで2着だったが、前哨戦を使えることも順調さの証だろう。

他にも、少数精鋭のメンバー構成だが、馬券的には展開面にはケアすべきか。登録馬・想定騎手は以下のとおり。

アストラエンブレム 56 戸崎
ウインブライト 55 松岡
グレーターロンドン 56 田辺
サトノアラジン 58 川田
ソウルスターリング 53 ルメール
ダイワキャグニー 54 北村宏
ヒストリカル 56 田中勝
マカヒキ 57 内田博
マッチレスヒーロー 56 吉田隼
ヤングマンパワー 56 石橋脩
リアルスティール 57 M.デムーロ
ワンアンドオンリー 57 横山典

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。

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