【ジャパンC】底知らずのダービー馬レイデオロ「リミットがまだ分かりません」

C.ルメール騎手が感触を確かめたレイデオロ

C.ルメール騎手が感触を確かめたレイデオロ

■日曜東京11レース・ジャパンC(G1)1週前情報

【11/15追い切り】

レイデオロ(牡3、美浦・藤沢和厩舎)・前走=神戸新聞杯1着
C.ルメール騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F69.1-54.3-39.8-13.0秒をマーク。

【C.ルメール騎手のコメント】
「前走の前の追い切りは休み明けの分ズブかったですけど、今週はハミを取ったあとにしっかり集中して走る気になっていました。リラックスして息も入りますし、パーフェクトホースです。来週にもまた追い切りがありますし、すぐにトップコンディションになると思います。キタサンブラックをはじめ古馬もメチャ強いですけど、レイデオロも神戸新聞杯でキセキ相手にラクに勝てていますしリミットがまだ分かりません。古馬との初対戦でもレイデオロはポテンシャルがすごく高いので心配していませんし、楽しみです」

【津曲助手のコメント】
「前走は関西への輸送と暑さが厳しかったこともありますし、想定していたよりも馬体重は減っていました。レース当日の気配は以前より落ち着きがありましたし、パドックでも良い雰囲気で歩いていました。好スタートから良い位置を取って今までと違う形の競馬が出来たのは、精神的なゆとりがあったことが大きいと思います。レース後は、今までで1番ダメージが少ない感じでした。牧場での乗り出しも帰厩後の調整も、極めて順調にきています。前走後にひと息入れたことで馬体に厚みが出ましたし、肉体的にも精神的にもどんどん成長して更に能力を発揮できそうです。普段の仕草も、気持ちのオンオフの切り替えが出来ています。今回の1週前追い切りも、時計以上に手応え良く走れていました。初めての古馬との対戦ですし、能力がどれだけ通用するか楽しみにしています」

ソウルスターリング(牝3、美浦・藤沢和厩舎)・前走=天皇賞(秋)6着
助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F55.4-40.6-13.5秒をマーク。

【津曲助手のコメント】
「前走は、4コーナーで内からぶつけられたり厳しい場面がありましたが、ヒルまずによく伸びてくれました。強い古馬相手に力があるところは十分見せてくれたと思います。極端な不良馬場で走ったことでレース後のダメージが心配だったので、疲労が無いか慎重に見極めながら立ち上げました。大きなダメージが無かったのは、筋肉の質が良い肉体的な特徴が出ているんでしょう。この中間もいつも通りの調整が出来ています。この秋は2戦しているので1週前追い切りの時計は遅かったですけど、縦列の2番手でしっかりガマンがきいていましたし馬に疲れもありません。2400は問題ありませんし、良い状態で臨めそうです」

ダメージなく大一番に臨めそうなソウルスターリング

ダメージなく大一番に臨めそうなソウルスターリング