【チャンピオンズC】ダート王目指しサウンドトゥルー、テイエムジンソクなどが登録!

サウンドトゥルー

連覇を狙うサウンドトゥルー

12月3日(日)、4回中京2日目に行われる第18回 チャンピオンズカップ(G1)(3歳上 国際 指定 定量 ダート1800m)の特別登録23頭が発表された。

チャンピオンズCの登録馬データ、過去10年一覧はコチラ⇒

舞台、名称を変え、4年目を迎える下半期のダートNo.1決定戦。昨年こそ1番人気馬が2着に入ったが、阪神開催時代よりも1番人気の信頼度が下がっており、中波乱傾向に。また、サンビスタ(前年度4着→2015年1着)、サウンドトゥルー(前年度3着→2016年1着)のように、前年度からの巻き返しも見られる。僅か3回ではあるが、レース傾向に変化が出ていることはいえそうだ。

昨年の覇者・サウンドトゥルーはJBCクラシックを制して連覇へ挑む。もともと冬場には強いが、7歳ながら今季は昨年、一昨年にヒケをとらないほどの順調さを漂わせる。末脚は確かなだけに前がやり合う展開になれば、再現もありそうだ。

前哨戦で重賞初制覇を飾ったテイエムジンソクは、レースの流れを作るであろう存在。オープン特別ながら、圧勝続きでエルムSに臨むと敗れはしたものの、日本レコードの決着を2着に健闘。前走のみやこSも2馬身半差の快勝で後続を完封。とにかく自分の形になれば強い。それだけに、枠や他馬の出方がカギになりそうだ。

昨年の2着馬アウォーディーも悲願の中央のタイトルが懸かる。JBCクラシック、帝王賞と1番人気に支持されながら、物足りない結果に終わってしまっているが、昨年はダート転向後、6連勝でここへ向かい、クビ差2着。G1級の能力を有していることは示した。以降は勝ち味に遅いレースが続いているが、JBC後の鞍上も左回りの適性を口にしており、詰めの甘さを解消出来るか。

チャンピオンズカップは4度目の挑戦となるコパノリッキーだが、勝てば史上初のG1(Jpn1)11勝目の記録更新となる。モマれ弱さがネックだったが、近走はマクる形も板についてきており、テンの争いで潰れる形は回避できそう。ただし、最近は千八以上の距離で結果が出ていない点だけに、上手く立ち回れれば。

JBC組か、中央の主要トライアル組か、または韓国でビッグタイトルを手にしたロンドンタウンなど、路線も様々。本命か波乱か、馬券検討も難解な一戦になりそうだ。登録馬、騎手想定は以下のとおり。

【優先出走権】
テイエムジンソク 57 古川吉

【収得賞金順】
コパノリッキー 57 田辺
サウンドトゥルー 57 大野
アウォーディー 57 武豊
アポロケンタッキー 57 内田博
ケイティブレイブ 57 福永

ゴールドドリーム 57 R.ムーア
ロンドンタウン 57 岩田
ノンコノユメ 57 C.デムーロ
ミツバ 57 松山
モルトベーネ 57 秋山

キングズガード 57 藤岡康
カフジテイク 57 ルメール
グレンツェント 57 ボウマン
ローズプリンスダム 56 戸崎
メイショウスミトモ 57 吉田隼

【除外対象】
サンライズノヴァ 56 戸崎
メイショウウタゲ 57 ○○
サンライズソア 56 ○○
アスカノロマン 57 ○○
トップディーヴォ 57 ○○
ピオネロ 57 ○○
スリータイタン 57 ○○

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。

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