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【阪神ジュベナイルF】ロックディスタウンなどが登録!今年のポイントは?
2017/12/3(日)
12月10日(日)、阪神競馬場で行われる第69回 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)(2歳牝 国際 指定 馬齢 芝1600m)の特別登録23頭が発表された。
ジャパンカップにも出走していた昨年の勝ち馬ソウルスターリングを筆頭に、近年はメジャーエンブレム、レッツゴードンキ、ハープスターほか。それ以前もホエールキャプチャ、アパパネ、ブエナビスタなどの好走馬が、後のクラシックはおろか、その後のビッグレースを賑わせている。G1ではあるが、牝馬の出世レースともいえる。
レース傾向としては、後の活躍馬を数多く輩出していることもあってか、比較的平穏傾向。昨年は1.2.3番人気、一昨年は1.10.3番人気の決着だった。
好走馬のステップをみると、2012年に東京マイルの重賞アルテミスSが設けられて以降、[1.3.1.5]の成績。尚且つ連対していた馬は5頭中4頭が馬券に絡んでいる。そもそも前走が重賞で馬券圏内に入っていた馬の好走率が高い。
また、例年、同日に香港国際競走が行われることもあって、乗り替わりも多々見られるが、それに反して乗り替わりは減点。過去10年でも[1.6.5.75]とデータ的にはマイナスだ。
脚質別では、外回りコースということもあって、差しがきく。上がり最速馬が[4.3.0.4]と好成績を残せば、上がり2位、3位の馬も成績は優秀。ただ、昨年のソウルスターリングや一昨年のメジャーエンブレムのように、過去10年で先行して連対した4頭は、その後に重賞を制していることも興味深い。
今年は札幌2歳Sを制したロックディスタウン、アルテミスSの勝ち馬ラッキーライラックと、奇しくも新種牡馬オルフェーヴルの子どもたちが主格を担う点は注目。 ロックディスタウンは8月の新潟芝1800m戦でデビュー勝ち。当時の2着馬タイムフライヤーは京都2歳ステークスで2着、3着馬シャルドネゴールドは葉牡丹賞でも2着惜敗しているように、相手が揃っていた中でのパフォーマンスだった。札幌2歳ステークスはコーナー4つの競馬にもしっかり対応。初戦はスローの瞬発力勝負、2戦目は持続力を求められる一定のペースで流れるレースと、異なる競馬に対応出来たことは大きい。あとは直前輸送がどう出るか、といったところか。
ラッキーライラックは夏の新潟芝マイル戦で初陣を飾った。好位抜け出しで、時計、上がりともに際立った数字ではなかったが、レースセンスの良さが光った。アルテミスSでは良馬場発表も、ぬかるんだ馬場を物ともせず差し切り。初の関東圏での競馬も克服。馬体重もプラスだったことは頼もしい。今回は輸送の短い、関西圏での競馬という地の利もありそうだ。
なお、ファンタジーSで1番人気に支持されたアマルフィコーストは回避となった。登録馬、騎手想定は以下のとおり。
ロックディスタウン 54 ルメール
ベルーガ 54 ○○
ラッキーライラック 54 石橋脩
コーディエライト 54 和田竜
レグルドール 54 高倉
サヤカチャン 54 松岡
マウレア 54 戸崎
マドモアゼル 54 松田
モルトアレグロ 54 吉田隼
リリーノーブル 54 川田
グリエルマ 54 小牧太
サウンドキアラ 54 武豊
スカーレットカラー 54 太宰
ソシアルクラブ 54 福永
トーセンアンバー 54 横山和
トーセンブレス 54 柴田善
ナディア 54 四位
ノーブルアース 54 ○○
ハイヒール 54 藤岡康
モズスーパーフレア 54 松若
ラスエモーショネス 54 国分優
ラテュロス 54 北村友
アマルフィコースト
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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