【チャンピオンズC】一発狙う松山&ミツバ「前進気勢もあって状態はいい」

G1獲りの期待も高まるミツバ

G1獲りの期待も高まるミツバ

29日、チャンピオンズC(G1)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、JBCクラシック3着のミツバ(牡5、栗東・加用厩舎)は、松山弘平騎手を背に坂路で終い重点に追われて、4F55.3-40.3-26.5-12.8秒をマーク。馬体もスッキリと見せ、引き続き好ムードだ。

「追い切りは坂路でおしまいの反応を確かめた程度で。あまり坂路で追い切っていないので比較は難しいけど、前進気勢もあって状態はいいと思います。あとは展開とか馬場とか、色々とかみ合ってくれば……。一発狙える力は秘めていますから」と鞍上も色気十分。脚質にも柔軟性が増し、G1獲りの期待も高まる。

前走、JBCクラシック8着のアポロケンタッキー(牡5、栗東・山内厩舎)は、助手を背に坂路へ。先週の水曜日、そして日曜日もハードに追われているが、この日も終い一杯に追われて4F53.2-37.6-24.5-12.6秒をマーク。迫力満点のフットワークが光る。

山内研二調教師は「先週もしっかり追ったけど、まだ体に余裕がありそうだったし、けさも併せ馬でしっかりやった。前走は変則日程もあって攻め切れてないところもあった。この馬はしっかり追った方が結果も出てるしね。スムーズに走らせてやりたい」と東京大賞典の覇者が反撃の狼煙を上げている。

力強く坂路を駆け上がったアポロケンタッキー

力強く坂路を駆け上がったアポロケンタッキー