【クイーン賞】JBCレディス2着のプリンシアコメータが楽々逃げ切り勝ち!

プリンシアコメータ

12月6日(水)、船橋競馬場11Rで行われた第63回クイーン賞(Jpn3)(3歳上 牝馬 ハンデ 1着賞金2100万円 ダート1800m)は、1番人気・プリンシアコメータ(牝4、美浦・矢野英厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:51.8(良)。

2着に3馬身差で2番人気・アンジュデジール(牝3、栗東・昆厩舎)、3着には5馬身差で4番人気・ラインハート(牝6、大井・月岡健厩舎)が続いた。

好スタートを決めたプリンシアコメータがスンナリとハナへ。これに競りかける馬はおらずアンデスクイーン、タガノヴェローナと続き、その後ろにタイムビヨンドとアンジュデジールが併走。少し離れてティルヴィング、ラインハートが続く。
3コーナーに入ったところでアンデスクイーンの手応えが悪くなり脱落、アンジュデジールとタガノヴェローナが追走。その内目から進出してきたラインハートがタガノヴェローナを交わして3番手に。その頃にはプリンシアコメータが楽に抜け出していて大勢は決した。

勝ったプリンシアコメータは、初めての重賞出走となった前走のJBCレディスクラシック(Jpn1)で逃げて勝ち馬のララベルとアタマ差2着と健闘していた。近親には07年サマーチャンピオン(Jpn3)を勝利するなど息の長い活躍を見せたキングスゾーンがいる。馬主は芳川貴行氏、生産者は新冠町のベルモントファーム。

1着 プリンシアコメータ(岩田騎手)
「本当に強い内容でしたし、馬も落ち着いてくれていました。落ち着いて返し馬もできましたし、落ち着いてレースが運べました。他に逃げ馬もいませんでしたし自分のペースで行きました。最後もまだ余裕がありました。ゴールを過ぎてもまだまだ元気に走っていました(笑)。前に乗せて頂いた時よりもパワーアップして、馬体も凄くドシッとしているのが印象的でした。まだまだ強くなると思うし、今後も大きな舞台で活躍できると思うので、応援よろしくお願いします」

  • プリンシアコメータ
  • (牝4、美浦・矢野英厩舎)
  • 父:スパイキュール
  • 母:ベルモントフェリス
  • 母父:アジュディケーティング
  • 通算成績:18戦5勝
  • 重賞勝利:
  • 17年クイーン賞(Jpn3)

プリンシアコメータ
プリンシアコメータ

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