【桜花賞】リリーノーブル川田が逆転へ手応え「前走よりはるかに落ち着いている」

4日、桜花賞(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

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2017年阪神ジュベナイルF(G1)の2着馬で、年明け初戦の前走チューリップ賞(G2)は3着だったリリーノーブル(牝3、栗東・藤岡健厩舎)は、川田将雅騎手を背にCウッドコースで最終調整。一杯に追われて84.4-66.9-51.3-37.0-11.3秒をマークした。

【川田将雅騎手のコメント】

「チューリップ賞は久々の分、力みも強かったですし、ずっと前向きすぎる部分を出しながらの追走になりましたから、リズムよく行くことができなくて、それが終いの伸びを欠いたことにつながったという印象です。(ラッキーライラックより後ろからの競馬になったのは)いい形だったとは思いますし、こちらが少し前向きすぎるところがあった分、捕まえることはできなかったですけど、後ろからラッキーライラックの競馬を見られたことはいい経験になりました。

(最終追い切りは)非常に穏やかに走ることができましたし、この中間にいろいろと工夫していただいた効果が表れていると思います。初めて乗ったときから背中のいい馬で、(白菊賞を)いい内容で勝ってくれました。中1週で阪神ジュベナイルFをあれだけの内容で走ってくれて、年が変わって馬に芯が入ったような感じでチューリップ賞を迎えることができました。今回はさらに落ち着きも出てきてくれたので、より良い状態でここにたどり着けたと思います。レースセンスもいいですし、終いの脚もすごくしっかりしている馬なので、そのいい脚を使えるような競馬ができればと思います。

(ラッキーライラックを逆転するには?との問いに)何よりもこの馬自身が持っている能力を発揮することが大事になってくると思いますし、前回よりも今回のほうがはるかに能力を発揮できる状態になっていると思います。強い無敗の女王が相手ですけど、頑張ってくれると思っています。中間にスタッフの方が一生懸命やってくれて、今のところ前走よりはるかに落ち着いていますから、いい状態で桜花賞当日を迎えてくれたらと思います。強い馬はいますけど、いい勝負ができるように馬とともに頑張りますので、リリーノーブルを応援してください」