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【桜花賞】ラッキーライラック松永幹師は冷静「前走は恵まれた。決して楽ではない」
2018/4/4(水)
最終追い切りを行うラッキーライラック
4日、桜花賞(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。
阪神ジュベナイルF(G1)を勝って2017年の最優秀2歳牝馬に選ばれ、年明け初戦のチューリップ賞(G2)で無傷の4連勝を飾ったラッキーライラック(牝3、栗東・松永幹厩舎)は、助手を背にCウッドコースでの最終追い切り。直線強めに追われて84.6-67.1-52.3-38.2-11.6秒を計時し、0.4秒追走したフェルメッツァ(古馬オープン)に0.1秒先着した。
「(チューリップ賞は)前哨戦としては良かったかなと思います。ただ、レースに恵まれたかなという気はしますね。少頭数でスッと3番手につけてそのまま流れ込んだという感じだったので、楽と言ったら怒られるけど、決して相手が弱いというわけではなく、レースが上手くいったなという競馬でしたね。
(前走の馬体重プラス10キロは)成長していた分ですね。戻ってきた時はプラス20キロくらいありましたので、そう考えたらちょうど良かったと思います。(1週前はCウッドでの併せ馬で先着)相変わらずいい動きで、今朝も良かったですね。フットワークがいいですね。500キロ近い馬なんですけど、それでいて小脚を使えるというか、切れ味がある馬だなと思いますね。
(父オルフェーヴルは気性の激しい馬だったが)そこらへんはあまり感じないと言うか、そんなに手こずることはないですね。普段からけっこう落ち着きがあるので、無駄な力を使わないというか、そういうところがいいのかなと思います。今回はまだ対戦していない強い馬がいますし、それぞれがトライアルを使ってさらに調子を上げてきていると思うので、決して楽ではないと思いますし、力を出し切って欲しいなと思います。
(プレッシャーや緊張は)ありますね。なかなかこういう経験がないのですごく不思議ですし、追われるということは、けっこう大変だなと思います。(管理馬にレッドディザイアという強い牝馬がいたが)年明けからデビューしてだんだん力をつけていって、オークスや秋華賞の頃は本当に強い馬になっていたんですけど、ラッキーライラックは比較的、最初から力を出してくれて、もちろん2歳女王になりましたし、タイプ的には違います。ラッキーライラックも昨日が誕生日だったんで、まだこれから良くなってくれるんじゃないかと思います。
(馬と石橋脩騎手は同じ誕生日)非常にリズムが合っているし、男前とかわいい馬で良いんじゃないですかね。やっとG1レースが始まるとワクワクしていますし、主役というか、良い状態で桜花賞を迎えられるというのを本当に楽しみにしています。力を出し切って、良い結果が出るように頑張りたいと思います」
ラッキーライラックについて語る松永幹夫調教師
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