【阪神牝馬S】4連勝狙うミスパンテール 地力は互角ジュールポレール

4日、阪神牝馬S(G2)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

●前走、京都牝馬S1着のミスパンテール(牝4、栗東・昆厩舎)は、西谷誠騎手(レースでは横山典弘騎手が騎乗予定)を背に坂路で追われ、4F52.9-37.6-24.6-38.4-12.4秒を馬なりでマークした。

【昆貢調教師のコメント】
「前走後はこのレースを目標に在厩して調整。今週もいい動きをしていたし、順調にこれたね。前走は勝負どころで他馬に先を越されたが、直線だけでそれらを差し切った。なかなかできることじゃないよ。阪神コースも問題ないだろう。強い馬(ソウルスターリングら)も出てくるが、うちのも去年の春から成長をしているから。あとは天気と馬場状態だな。持ち味を生かすにはパンパンの良馬場がいい」

●前走、エリザベス女王杯16着のジュールポレール(牝5、栗東・西園厩舎)は、助手を背に坂路で一杯に追われ、4F51.7-37.5-24.6-12.2秒をマークした。

【西園正都調教師のコメント】
「先週も楽に好時計が出たし、今週もサッとやってこの時計だからね。順調に仕上がってきましたよ。エリザベス女王杯は距離が長かったのが一番の敗因でしょう。適性はマイルが一番だと思う。去年の春にはこのレースであわやの競馬。あれも良馬場だったら結果も違ったかも。ヴィクトリアMでも3着してるぐらいだし、力はそう見劣らないと思うよ」