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【天皇賞(春)】シュヴァルグランと再コンビのボウマン「キタサンブラックはいない」
2018/4/25(水)
シュヴァルグランについて語るボウマン騎手
25日、天皇賞・春(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。
前走、大阪杯で13着に敗れたシュヴァルグラン(牡6、栗東・友道厩舎)は、H.ボウマン騎手を背に坂路で最終追い切り。不良馬場で54.6-39.8-25.7-12.8秒をマークした。レースでも騎乗するボウマン騎手のコメントは以下の通り。
「ジャパンカップを勝たせてくれた馬だし、自分としては非常に思い入れのある馬なので、その馬に乗れるというのことを非常に心待ちにして戻って来ました。(前回騎乗した有馬記念は)中山のコース自体がシュヴァルグランにはあまり合っていない。やっぱり広いコース、京都とか東京とか広いコースならいいんですけど、そういう部分で彼のパフォーマンスが十分に発揮できないし、実際に少し不利もありましたので、ああいう結果にはなりましたが、それでもかなり強かったと思います。その時勝ったキタサンブラックは当然強いのでチャンピオン。今回はいませんので、非常に期待を持たせてくれるなと思います。
2400~3000mあたりの距離では非常にパフォーマンスを発揮できる馬だと思います。ビシッとは切れないんですけど、長くいい脚を使えるという部分があります。それからスタミナ、そういう部分が非常にいいポイントだと思います。自分としては長い距離のレースは非常に大好きでもっと乗りたいんですけど、オーストラリアではそういうレースが少ないですから、なかなか乗れるチャンスがありません。しかも長い距離のレースはオーストラリアではハンデキャップレースが多いので、自分が体重的に乗れないとか、そういうことで少しフラストレーションが溜まる中、日本に来ると長い距離が多いですから、そういうレースに乗れるということも、日本に来たい理由の一つですね。
(レースのポイントは)まだ枠が出ていませんので、ジャパンカップの時もそうだったんですけど、やはり枠が出てからいろいろ作戦も考えたいです。キタサンブラックがいなくなった今、他の対戦相手についてまだ検証済ではないので、それが済んでからですね。日本に来られて本当に良かったですし、こうやってシュヴァルグランに乗れることも非常にありがたいと思っています。頑張ります」
ボウマン騎手を背に追い切りを行うシュヴァルグラン
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