【オークス】ラッキーライラック松永幹師「距離は合う。すごく楽しみ」

ラッキーライラック

最終追い切りで先着したラッキーライラック

16日、オークス(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

前走、桜花賞で2着だったラッキーライラック(牝3、栗東・松永幹厩舎)は、助手を背にCWコースで最終調整。直線いっぱいに追われて時計は6F86.0-69.2-53.8-39.1-11.5秒で、一杯に追われたシャンティローザ(古馬1000万下)を0.7秒追走して0.2秒先着した。

【松永幹夫調教師のコメント】
「(桜花賞は)スタートも上手く決まったし、いい位置で競馬ができたし、内容は良かったと思います。抜け出してからもしっかりと走っていたし、決して止まっているといった感じではなかったとは思います。まあ、負けは負けなんでね……。特に着差どうこうというより、勝ち馬が本当に強かったと思います。本当に強い馬が出たので、気持ち的にはリラックスしています。前回とは全然違う気持ちですね。

(中間は)10日間ほどノーザンファームしがらきに出まして、しっかりとケアしていただきまして良い状態で戻ってきました。(桜花賞前との変化は)特にはないですね。のびのびと普段から走っていて、しっかりと長めも乗っていますしね。状態自体はいいと思います。(一貫してCWで乗っている意図は)特にはないんですけれど、2400mというのもあるし、あまり短い距離を速い時計で走らせるというのはやめようかということで、それだけです。

先週に長めからけっこう速い時計を出したんで、今日は上がり重点で。まあ、輸送もあるし。予定通りの時計で、いい動きだったと思います。状態はどこが変わったというのはないんですけど、本当に普段から馬の後ろで我慢させて、我慢も利いています。すごく乗りやすくなったと乗り手も言っているので、そこらへんかなといった感じですかね。

左回りは新潟でも勝っていますし、あまり気にはしていないです。距離はずっと長いところがいいかなと思っていましたラッキーライラックにとっては絶対にプラスだと思うので、すごく楽しみにしています。渋った馬場ももアルテミスSで走っているので、特には気にしていません。調子はいいし、期待しています。本当にここまで順調に来たし、いい状態で送り出せると思いますので、何とかここでまた逆転できるように頑張りたいなと思います」

ラッキーライラック

ラッキーライラックについて語る松永幹夫師

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