【安田記念】ペルシアンナイト池江師「何とか間に合ったという感じ」

ペルシアンナイト

30日、安田記念(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

安田記念のネット新聞・登録馬詳細データはコチラ⇒

昨秋のマイルチャンピオンシップ(G1)勝ち馬で、前走の大阪杯(G1)は2着だったペルシアンナイト(牡4、栗東・池江寿厩舎)は、川田将雅騎手を背にCウッドコースで最終追い切り。直線強めに追われて6F85.0-68.4-52.6-38.7-11.8秒をマークし、1.3秒追走したサトノノブレスに0.5秒先着した。

【池江泰寿調教師のコメント】
「(大阪杯は)コンディションも良かったですし、中距離でどういう走りができるのか、どういう結果がでるか淡い期待はしていました。福永騎手がしっかり脚を溜めてくれたおかげで本来の末脚を発揮してくれましたね。ある程度中距離にもめどが立ったと思います。特に大きなダメージもなく、順調です。

調教はそんなに大きく変えてませんが、久々のマイルですから、そこがカギになると思います。先週あたりまではまだ動きがモッサリしていて身体に余裕がありました。全体的な時計は遅かったですが、しまいはしっかりという指示をしました。まだ本来の動きではないので、今日もしっかりやるという指示でした。なんとか間に合ったという感じです。

(3歳時に比べて)外見上は変わってきました。首さしあたりも牡馬らしくなってきて、メンタル面もやんちゃなところが大人になってきました。(東京コースの結果は今ひとつだが)元々東京だろうが京都だろうがマイルが一番いい馬。富士Sは皐月賞、ダービーと長いところを使っていた分、久々のマイルで対応できなかったと騎手も言っていました。今回はそこがどうでしょうか。

(セールスポイントは)ギリギリまで脚をしっかりためると、鋭い末脚を使ってくれるところが武器だと思います。3歳でマイルCS勝った馬は名馬に育った馬がいます。この馬も名マイラーと言われる存在になってほしいですし、頑張って走らせたいと思います」

ペルシアンナイト