ダービー2勝の大ベテラン・四位洋文騎手が調教師試験受験「両立は本当に大変」

四位洋文

19日に東西トレセンで平成31年度の調教師免許試験が行われた。2007~2008年の日本ダービーを連覇などのキャリアを誇る現役ジョッキー・四位洋文騎手も受験した。

「大変でしたね(笑)。この年齢から勉強に取り組むのはなかなか頭がいうことを聞かないですし、ここ2週間、競馬も休ませてもらいましたが、騎手と勉強の両立は本当に大変です。昨年夏あたりから勉強を始めましたが、競馬についてもっと知らなくちゃいけないこともあると再認識させられましたよ」と成果を語った四位騎手。

なお、レースには今週から復帰する予定だが、本日行われた第1次試験の合格発表は10月11日(木)で、そこをパスすれば11月27(火)~29日(木)の第2次試験に挑むことに。

「とりあえず終わったので、ゆっくりしたいですが、今週から競馬には乗ります。そう甘くはないと思っていますし、今年チャレンジして、合格できなければまた来年もチャレンジするし…早く調教師になって(縁のある)富田(暁騎手)の足をあげたいね」と意気込みを語った。2次試験まで合格した場合、最終的な合格発表は12月6日(木)に発表が予定されている。通算1569勝のベテランの挑戦が実るか、注目だ。

  • 四位 洋文
  • (しい ひろふみ)
  • 1972年11月30日生まれ
  • [初免許年] 1991年
  • [所属] 栗東・フリー
  • [平地初騎乗] 1991年3月2日1回中京3日目2Rキリシマミズキ(13着/16頭)
  • [平地初勝利] 1991年5月19日5回京都2日目8Rサンラブホーラー(1着/13頭)
  • [2018年度成績] 223戦12勝
  • [生涯成績] 13627戦1569勝