【天皇賞(秋)】一発狙うサクラアンプルール「馬がレースを心待ちにしている」

サクラアンプルール

天皇賞(秋)へ向けて調整されるサクラアンプルール

24日、天皇賞(秋)(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、札幌記念6着のサクラアンプルール(牡7、美浦・金成厩舎)は、田辺裕信騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F68.5-52.5-38.0-12.2秒をマークした。

【金成貴史調教師のコメント】
「前走の札幌記念は馬の具合は良かったですけど、競馬なのでいろいろありますからね。ただ結果は出ませんでしたが、馬は楽しそうにしていましたしそれほど負けたという感じではなさそうです。具合が良ければ、馬もショックが尾を引かないのかもしれません。前走後は放牧に出して、ここを目標に上手く調整ができています。先週の1週前追い切りをしっかりやっていますし、最終追い切りも併せ馬で予定通りにやれました。良い感じで動けています。気難しいところがあって調整に難しさもありますが、順調に来られたことが何よりです。馬に妙に余裕がある感じで、それが良いのかやる気がないのかは分かりませんが、年齢を重ねた分落ち着きのようなものは出てきました。最近は馬がレースを心待ちにしているというか、楽しみにしている境地に入ったかと思います。今回は相手が強いですし、自分らしい競馬をするしかないでしょう」