【JBCクラシック】16年ぶり快挙へ3歳オメガパフューム「最後まで止まらず動く馬」

オメガパフューム

オメガパフュームについて語る和田竜二騎手

31日、JBCクラシック(Jpn1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

前走シリウスSで古馬を撃破し、重賞制覇を飾ったオメガパフューム(牡3、栗東・安田翔厩舎)は坂路コースで最終調整。4F52.7-38.9-25.8-13.2秒をマークした。追い切り後に行われた共同会見での和田竜二騎手のコメントは以下のとおり。

「(シリウスSは初騎乗で初重賞制覇)乗る機会がなく競馬だけだったんですけど乗りやすい馬で、イメージどおりでした。ハンデ差はありましたが、いい競馬をしてくれたと思います。最後は詰め寄られましたけど余裕のある勝ち方だったので、将来的にも楽しみな馬だと思いました。

調教に関しては厩舎側に任せています。本当に扱いやすい馬だと思いますし、難しいクセもないので、競馬に合わせて乗れると思います。テンはそんなに行かなさそうな感じだったので、展開を見ながら仕掛けのタイミングだけだと思います。飛びの大きい馬なので、あまりゴチャつくところにいたくはないですが、いいイメージを持って力を信じていきたいと思います。

(今回は良馬場になりそうだが)問題ないと思いますけどね。特別プラスでもマイナスでもないと思います。長くいい脚を使ってくれますし、瞬発力というよりは、最後まで止まらずに動いてくれる馬。その特徴を生かして競馬をしていきたいと思っています。クセもないですし、乗りやすい馬を厩舎側が作ってくていますので、それを信頼して、あとは結果を残したいと思います。

(3歳馬が勝てばアドマイヤドン以来16年ぶり)京都競馬場で行われるので、地方との垣根を越えて、本当に盛り上がればいいと思います。中央でG1が3つあるのもなかなかないので楽しみにしています」