【JBCクラシック】悲願の中央初G1制覇へ ケイティブレイブ杉山師「非常に心肺機能の高い馬」

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杉山晴紀

ケイティブレイブとは既に重賞を2勝 JRAのタイトル奪取を目指す杉山師

31日、JBCクラシック(Jpn1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

前走の日本テレビ盃を快勝したケイティブレイブは坂路で最終調整。4F52.7－38.8－25.8－13.3をマークした。追い切り後に行われた共同会見での杉山晴紀調教師のコメントは以下のとおり。

【杉山晴紀調教師のコメント】
「(前走の日本テレビ盃は快勝でした。振り返って)帝王賞から3ヶ月以上空いて、仕上がりがどうかと思いましたが、思った以上にしっかり勝ち切ってくれました。いい内容でした。

(今回は中3週です)1度使われた上積みは大きく感じていますし、叩き2走目ということで前走より更に動ける状態にあると感じています。

(先週はCWで追い切り、今週は坂路で追い切りました)2週前に坂路で助手が乗って結構動きました。1度使った効果が馬体に出ていましたね。なので1週前もあまり強くやらずにジョッキーに感触を確かめてもらって、今週も坂路でサっとしまいだけ伸ばす感じでという指示で乗ってもらいました。仕上がりはかなりいいと思います。

(昨年のJBCクラシックのレース映像を見ての感想)地方競馬の馬場に対しての適性が高いと思っていました。その中で力を見せてくれましたね。

(自厩舎に転厩して3戦目、ケイティブレイブはどのような馬か)非常に心肺機能の高い、スタミナのある馬だと感じています。更にそこにスピードが加わるような調教を心がけてやってきましたスピードの基となるのはトモの力だと思います。どちらかというと前で掻きこむ、前輪駆動のようなフォームなのですが、トモの筋力を上げるためにどういう乗り方をしたらいいかと突き詰めて、今はそれを実践中です。

(京都ダートは平安S以来)地方競馬のパワータイプの馬場とはまた違いますし、スピード競馬に対応できるよう調教してきましたので、なんとかそれが結果として出てくれればと思っています。

(今回のポイントについて)京都の馬場がポイントになってきますので、スムーズに流れに乗って、自分の持ち味がしっかり活きる競馬をしてほしいです。

(ファンへのメッセージ)ずっと地方競馬場での重賞レースでは強いケイティブレイブを見続けていますが、今回は中央場所ということで、中央でも勝てるというところをお見せしたいと思いますので、応援よろしくお願いいたします」