【マイルCS】マイルG1連覇狙うモズアスコット矢作師「うちの馬が一番強い」

モズアスコット

14日、マイルCS(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

前走スワンS2着で春秋マイルG1制覇を狙うモズアスコット(牡4、栗東・矢作厩舎)は、栗東坂路で4F51.5-37.3-24.1-12.0秒をマークした。追い切り後に行われた共同会見での矢作芳人調教師のコメントは以下のとおり。

【矢作芳人調教師のコメント】

「(休み明けのスワンSはプラス10キロで2着でした)負けてはいけないかなと思っていましたが、どうしても休み明けということで、調教だけでは仕上がらない馬で、他の馬より2キロ背負っていたことも敗因だと分析しています。

(状態について)先週の金曜に単走でビッシリやりました。時計も良かったし、動きも良かったです。今日は併せ馬でラスト、サっと脚を伸ばす程度で考えていましたが、思った以上の時計、動きでした。52秒台の想定だったのでちょっと速いくらいでしたね。ただ無理して出したものではないですし、乗ったクリストフ(・ルメール騎手)も「一切無理はしていない」と言っていたので大丈夫だと思います。

(夏休みを挟んで成長は)馬体にそんな大きな変化はないですが、普段の並脚などに成長を感じます。

(京都のマイルコースへの適性について)コースも馬場も不問の馬ですし、なんでもこなしますから、何も問題ないと思います。

(力関係について)メンバーは強いですね。いいメンバーが揃っていて、とても面白い競馬になると思います。その中でもうちの馬が一番強いと僕の中では思っています。

(ポイントは)スワンSは彼本来のパフォーマンスではなかったと思います。彼のパフォーマンスを出せれば、十分勝機はあると思います。

(週末の天気は土曜が雨。渋った馬場の場合はどうか)お客さんのためにも、他の馬のためにも、良馬場でいい天気でやりたいでしょうが、うちの馬に関してはパワーもあるので道悪はそこまで気にしないと思います。

(意気込み)状態はものすごく上がっていますし、手応えはあります。前回迷惑をかけたお客さんにもいっぱい馬券を買ってもらって応援していただければと思います」

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