【阪神JF】素質馬ダノンファンタジー中内田師「距離は心配していない」

中内田

5日、阪神JF(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

前走のファンタジーSを快勝したダノンファンタジーは坂路で最終調整。4F53.9-39.1-25.8-12.8をマークした。追い切り後に行われた中内田充正調教師のコメントは以下のとおり。

【中内田充正調教師のコメント】
「(ファンタジーSを振り返って)1400mでしたが、ジョッキーと話し合って、次の阪神JFを意識して、いつもより1列下げたポジションで、折り合いに気を付けて乗ろうという話をしていました。その通りに運べましたね。3戦目でしたし、いい経験になったと思います。

(課題としていたところはクリアできたか)前回に関してはそうですね。少頭数でしたし、競馬の組み立て方としては難しくはなかったと思います。

(レース後の雰囲気について)変わらず順調です。

(一週前追い切りはC.デムーロ騎手が騎乗して、CWコースで追われました)上がってきて、「いい馬」という言葉をもらっています。いい感触をつかんでもらいました。

(最終追い切りについて)先週時計も出ていましたし、動きも良かったので、坂路で調整程度でいいと思っていました。先週に引き続き雰囲気も動きも良かったです。順調ですね。

(メンバーも手強いが、ダノンファンタジーが他馬を上回っている部分はあるか)難しい質問ですね(笑)もちろん強い馬は出てきますし、頭数も多いです。そのあたりが課題になってくると思います。自信を持つというより、課題をクリアしてもらえればというところです。

(主な課題について)ちょっと力みやすいタイプですし、まだ4戦目、馬群の中に入る経験もまだ少ないと思っています。2歳牝馬らしい性格なので、そのあたりが競馬でいいほうに出ればと思っています。

(今回は距離延長となります)距離に関してはそこまで心配していません。未勝利勝ちも1600mですし、終い頑張ってくれる子なので、直線は長いほうがいいと思います。阪神1600mは向く舞台だと思います。

(意気込みについて)G1ですし、実績馬も多いですが、馬自身一生懸命走ってくれると思いますし、応援してもらえればと思います」