【有馬記念】いよいよ大一番に挑むオジュウチョウサン「馬の状態はほぼ100%」

オジュウチョウサン

いよいよ大一番に挑むオジュウチョウサン

■日曜中山11レース・有馬記念(G1)1週前情報

【12/12追い切り】

オジュウチョウサン(牡7、美浦・和田郎厩舎)・前走=南武特別1着
石神深一騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F69.7-53.6-38.7-12.7秒をマーク。

【和田正一郎調教師のコメント】
「1週前追い切りは、前の馬を目標にしてやりました。道中は馬にやる気があって抑えながら行くくらいでしたし、終いもしっかりしていて思った通りの調教ができました。動きも良くなっていると思います。平地に転向した初戦のときは、もしかすると歯が立たないかもしれないし、楽勝するかもしれないという気持ちがありました。ここまでよく走ってくれています。まだ1000万クラスでしか走っていませんし、現状の持ち時計の比較をすると今回は歯が立たないかもしれませんが、オジュウチョウサンはどんな力を出すか計り知れない、想像を超えたものがありますからね。全然チャンスがないという訳ではないのではないかと思いますし、アッと言わせてくれるのではないかとも思っています。とにかく最高の 仕上げで有馬記念に臨めれば、と思っています」

【石神深一騎手のコメント】
「前走を使ったことによる異変もありませんし、順調にきています。先週までは競馬モードに入っていませんでしたが、今週火曜日の段階では、レースが近づいているんだなと馬が分かっている感じでした。この馬の1週前追い切りは、いつもゴール板を過ぎて2コーナーをゴールと考えてやっていますし、今回も目一杯やりました。離れた前の2頭を目標に運んで、ゴール板を過ぎてからその2頭に追いついていましたし余裕がありました。最後までしっかり走れていたように、ここにきて精神的にも成長しています。追い出してからも体がグッと沈みこんでよく伸びていますし、障害G1を連勝している頃より良いくらいの感触でした。馬の状態はほぼ100%だと思いますし、レース当該週はテンションを上げないように持 っていければ良いと思います。これまでとは相手が違いますが、馬が成長しているので期待していますし応援したいです」