【有馬記念】有馬初挑戦マカヒキ「これくらい距離が合った方が今はいい」

マカヒキ

有馬記念に向けて調整されるマカヒキ

19日、有馬記念(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

前走、ジャパンC4着のマカヒキ(牡5、栗東・友道厩舎)は、助手を背にCWコースで追われ、7F99.6-83.0-66.7-51.7-37.9-12.3秒をマークした。追い切り後に行われた共同会見での友道康夫調教師のコメントは以下のとおり。

【友道康夫調教師のコメント】
「(前走の天皇賞を振り返って)天皇賞は凄く一生懸命走ってくれたのですが、少し展開が向かなかった分の着差だと思います。その後はいつもの競馬の疲れかなと思ってジャパンCを目指していたのですが、思いのほか右肩上がりで良くなってこず、天皇賞後も普通には調整していましたが、完璧な状態ではなかったので、ジャパンCは見送って、この有馬記念に備えました。

(その後の状態は)ジャパンCぐらいを境にようやく良くなってきて、ここ2、3週は馬場でも山でもしっかり負荷をかけられていますので、いい状態で有馬記念に出走できると思います。天皇賞当日のマイナス12キロは僕らも『?』というところがあったので、そういうところもレース後の体調に影響したのだと思っています。今回は馬体が戻っていると思います。

(有馬記念は初挑戦)初めての2500mになりますが、体は筋肉が付いてムキムキになってきましたが、精神面には落ち着きが出てきていますから、折り合いも付いて、これくらい距離が合った方が今はいいかと思っています。(今回のパートナーは岩田騎手)最後までしっかり追ってくれるジョッキーなので、札幌記念の小回りのような感じで、3コーナーあたりからロングスパートしていくような形になると思うので、そういうのにはピッタリなジョッキーだと思います。(シュヴァルグランと友道厩舎ワン・ツーを)それが一番理想ですね(笑)。頑張ります」

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