【AJCC】反撃に燃えるジェネラーレウーノ「最後は悠々と追いついていた」

ジェネラーレウーノ

AJCCへ向けて調整されるジェネラーレウーノ

16日、アメリカジョッキークラブカップ(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、菊花賞9着のジェネラーレウーノ(牡4、美浦・矢野英厩舎)は、田辺裕信騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F51.5-37.4-12.8秒をマークした。

【矢野英一調教師のコメント】
「最終追い切りは良い形でやれました。内を通って馬も楽に走れていましたし、順調です。あとはレースで走ってもらうだけです。放牧から帰ってきたときは536キロくらいでしたが、そこから少しずつ絞れてきていますし日曜日に速いところをやっているので体はできています。体が全体的に大きくなって、高さと幅が出てきました。去年はこの馬の京成杯が厩舎の年明け初勝利でしたし、ここは何とかしたいですね」

【田辺裕信騎手のコメント】
「前走は緩いペースで力まず走れていましたし状態も悪くないと思っていたので、もう少し粘れるかと思っていたんですけどね。G1を勝つのは大変だということでしょう。かかるところがあるタイプですし、最初から一緒に動いていくとこちらが前に行ってしまうので、最終追い切りはこの馬のいつも通りのパターンでやりました。前が流れていたので追いつかないかと思いましたが、コーナーで上手くロスをカバーできましたし最後は悠々と追いついていたので何よりです。反応はそれほど変わりはありませんが、以前から話しているようにこの馬は精神面に課題があるので、それが良い方に出てくれればと思っています。ハミを咥えるときは咥えて、行きたくないときには向こうを張る自由な馬ですからね。中山は重賞を勝っていますし、コース条件は良いと思います」

ジェネラーレウーノ

AJCCへ向けて調整されるジェネラーレウーノ(左)