【フェブラリーS】ゴールドドリーム「負けたくない」理由とは

ゴールドドリーム

坂路で追い切られたゴールドドリーム

13日、フェブラリーS(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

前走の東京大賞典で2着だった一昨年の覇者ゴールドドリームは、坂路で最終調整。4F52.1-37.3-24.0-12.0秒をマークし同入した。追い切り後に行われた共同会見での平田修調教師のコメントは以下のとおり。

【平田修調教師のコメント】
「東京大賞典は一頓挫あった後の競馬でしたけど、勝ちたかったですね。結果は2着でしたけど、状態を考えるとよく頑張ったかなという気がしています。東京大賞典は少し間が空いての競馬でしたから、よく言われるひとたたきの効果はかなりあるように思います。

(最終追いは坂路で単走)追い切りの前にルメール騎手と少し話したんですけど、先週のCウッドの追い切りがかなり良かったので、そんなにビッシリやることもないので、だんだん時計が速くなっていくようにやっていこうかと話しました。テンはわりとゆっくりめに見えましたけど、52秒の12秒0なら全然余裕の動きでしたし、満足のいく追い切りだったと思います。

(東京のダート1600mは連対率100%)トビの大きい馬なので広い競馬場であること、最近はゲートに関してはうまくなりましたけど、芝スタートで踏ん張りが利くことがあって、そんな出遅れもなく競馬できていました。あまり器用な馬じゃなかったので末脚を武器に戦っていましたし、直線が長いことも含めていろんなことが合っていたんでしょうね。

正直、去年勝ってれば3連覇(のかかるレース)だったんですけど、負けてしまいました。去年も活躍してくれましたけど、若い力の台頭もあって最優秀ダート馬のタイトルを取れなかったので、今年はまた取りにいきたいですし、ここは力の入れどころかと思っています。(ルヴァンスレーヴ不在で)負けられないとは言わないですけど、負けたくないですね。

(JRA重賞10年連続制覇がかかる)そんなにたくさん勝つわけじゃないですけど、グランデッツァのあたりから毎年よく頑張ってくれてるなと思います。強い馬がいっぱい出てくる中で、まだゴールドドリームの力が第一線で通用するということを皆さんに証明できる競馬ができればと思っています」

ゴールドドリーム

ゴールドドリームについて語る平田修調教師