【弥生賞】3連勝狙うラストドラフト「馬がひとつひとつ学習してきている」

ラストドラフト

弥生賞に向けて調整されるラストドラフト

27日、弥生賞(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、京成杯1着のラストドラフト(牡3、美浦・戸田厩舎)は、戸田博文調教師を背に南ポリトラックコースで追われ、5F65.5-51.0-38.3-12.1秒をマークした。

【戸田博文調教師のコメント】
「新馬戦は終いに良い脚を使ってくれましたし、前走は違う形の競馬で結果を出すことができて競馬の幅が広がったことは収穫だと思います。この先のことを考えると終い一辺倒では厳しいところがありますし、強い相手に勝ち切るためには自在性が必要ですからね。新馬戦後はしばらく気が入っていたので前走後も注意していましたが、今回は良い意味での抜け感があります。集中するところと抜くところのバランスが良くなってきていますね。

最終追い切りは前走のときと同様に、あまり無理をせず馬の気分を良くするようにやりました。落ち着きがありましたし、馬の後ろでしっかり我慢できて良い雰囲気でした。競馬を使いながら少しずつ力強さが上がってきていて、油断するとビュンと行ってしまいそうな感じもありますが、最終追い切りは折り合いがついていましたし、馬がひとつひとつ学習してきています。まだキャリアが浅いですし、今回もジョッキーの指示にしっかり従って上手く立ち回ってくれれば、と思います。次に繋がる競馬をしてもらいたいですね」