【皐月賞】ヴェロックス 川田将雅騎手「色々な競馬に対応できるタイプ」

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中内田

10日、皐月賞(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

2連勝中で今回が初G1挑戦となるヴェロックス(牡3、栗東・中内田厩舎)は、芝コースでピンクブロッサム(3歳未勝利)の外を追走し、6F87.5－70.9－54.4－38.0－11.7秒をマークし0.6秒先着した。追い切りにも騎乗し、本番でも騎乗予定の川田将雅騎手のコメントは、以下の通り。

【川田将雅騎手のコメント】
「(川田騎手に替わって連勝、見えてきたもの)それまでのレースは見ていましたし、どういうことができて、どういうことができないのかはイメージはついていました。2戦ともいい内容で勝ってこれましたし、勉強しながらここまでこれたと思います。

(どのあたりが変わってきたか)レースの中身ですね。レースの組み立てにおいて、負けてる中でも色々学んで、それがここ2回で活きていると思います。

(中山2000mという舞台設定について)ある程度色々な競馬に対応できるタイプだと思っていますし、中山2000mのコース設定に関しては問題ないと思っています。

(ルメール騎手もデムーロ騎手も真ん中の枠が欲しいと言っていましたが、川田騎手は)与えられた枠でやるだけです。特にはないですね。

中内田

最終追い切りは川田騎手が騎乗して芝での追い切りとなった

(最終追い切りの感触について)馬場状態を考慮して芝での追い切りとなりましたが、馬の状態を確かめながら、終いをやるかやらないかは僕の感覚で決めてほしいと言われていました。いい感じで運べました。4コーナー手前あたりから更にいいリズムで運べました。いい雰囲気で、いい内容で走れていい最終追い切りができたと思います。

(前走からの上積みは感じましたか)前回は正直いい状態ではないので、それを思えばいい感じです。期待通りですね。無事にここまでこれて良かったです。

(強敵相手の皐月賞について)ライバルと言うのも失礼かもしれませんね。1頭抜けて強いのがいますから。あれだけ素晴らしい馬がいますので、そこにチャレンジしにいく立場ですから、何とかいい競馬ができればと思います。

(抱負)無事に皐月賞の舞台にたどり着きました。素晴らしい馬が1頭いるので、そこに立ち向かっていくのは簡単ではないですが、なんとかヴェロックスの競馬をしたいです。頑張ってくれると思うので、当日を無事に迎えたいと思います」