【皐月賞】休み明けも不安なし ルメール&サートゥルナーリア「自信を持って乗りたい」

サートゥルナーリア

サートゥルナーリアに騎乗するC.ルメール騎手

10日、皐月賞(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

前走、ホープフルS1着のサートゥルナーリア(牡3、栗東・角居厩舎)は、クリストフ・ルメール騎手を背にCWコースで追われ、6F87.5-69.6-54.4-39.5-12.0秒をマークした。追い切り後に行われた共同会見でのルメール騎手のコメントは以下のとおり。

【クリストフ・ルメール騎手のコメント】
「(今回が初騎乗。乗る前の印象は)前走と前々走で彼をよく見ました。ホープフルSを勝った時はメチャクチャ強かったです。楽勝でした。折り合いも良かった。逃げる馬の後ろで凄くいい競馬ができました。直線でもよく動いていました。楽勝でしたので、今年もいい結果を出すことができると思います。

(騎乗が決まった時の気持ちは)嬉しかったですね。皐月賞とダービーを勝てると思います。ポテンシャルは高そうです。

(先週初めて騎乗した感触は)凄くいい感じでした。時計が出ましたね。2頭でいい追い切りができました。今日はもうちょっと軽い追い切りでしたが、手応えはとても良かったです。馬のコンディションは良さそうです。

(休み明け直行で皐月賞)馬が休み明けで私は心配しましたが、先週グランアレグリアが休み明けで桜花賞を勝ちました。自信を持って乗りたいです。サートゥルナーリアは凄くいい馬で、角居厩舎のスタッフは凄くいい仕事をしてくれました。馬のコンディションはいいです。いいレースをしたいですね。

(今の時点で特別な能力は感じますか)いい瞬発力がありそうですね。前走は凄くいい脚で楽に勝ちました。直線での馬の反応は凄いですね。

(アーモンドアイなどに騎乗しているが比較は)アーモンドアイとサートゥルナーリアのタイプは珍しいですね。2年連続で凄くいい馬に乗ることができるのは嬉しいです。競馬ではまだ乗っていないけど、ポテンシャルは高そうなので楽しみにしています。

(トリッキーな中山の2000m)いいペースなら一番強い馬が勝てると思います。18頭で内回り、3~4コーナーでたまに渋滞がありますね(笑)。馬のスタート、ペースによりますし、枠順も大事です。競馬の日はいいイメージを感じたいですね。

(枠順、馬場は)真ん中ぐらいがいいポジションだと思います。馬場は大丈夫そうです。

(皐月賞を勝つとクラシック完全制覇)皐月賞を勝ちたいです。今年はベストチャンスだと思います。

(最後に意気込みを)シーザリオは人気のある馬でした。シーザリオの子どもはとても走ります。今年サートゥルナーリアは大きなレースを勝つことができます。皆さん応援してください」

ダノンファンタジー

皐月賞へ向けて調整されるサートゥルナーリア