フランスのスミヨン騎手 今週の賞金をノートルダム大聖堂再建に全額寄付へ

クリストフ・スミヨン

今年のドバイワールドカップの表彰式にて
前列右から2人目がスミヨン騎手

昨年度のフランス競馬リーディングジョッキーで、日本でもG1・2勝を挙げているクリストフ・スミヨン騎手が、今週末の騎乗で自身が得る賞金を、大規模火災に見舞われたゴシック建築を代表する建物のノートルダム大聖堂の再建費用に寄付することを16日、自身のTwitterで表明した。

クリストフ・スミヨン騎手は1981年6月4日、ベルギー生まれでフランスを拠点に活躍する名手。2010年には天皇賞・秋でブエナビスタに騎乗して、JRA G1初勝利をマーク。2014年のジャパンCではエピファネイアと初コンビを組み、勝利に導いている。

昨年、熾烈なリーディング争いの末、182勝を挙げて10度目のフランスリーディングジョッキーの座に輝いた他、今年のドバイワールドカップでは、サンダースノーに騎乗して連覇を果たしている世界的ジョッキーとして知られる。