【天皇賞(春)】エタリオウ&M.デムーロ騎手「一度使ってだいぶ良くなった」

M.デムーロ

エタリオウについて語るM.デムーロ騎手

24日、天皇賞(春)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

前走日経賞2着のエタリオウ(牡4、栗東・友道厩舎)は坂路で最終調整。4F55.4-40.3-26.1-12.7をマークした。追い切り後に行われた共同会見でM.デムーロ騎手のコメントは以下のとおり。

【M.デムーロ騎手のコメント】
「(前走を振り返って)残念ですね、負けました。メイショウテッコンのマイペースでヨーイドンのレースになりましたが、ああいう競走はエタリオウはあまり得意ではありません。それに久しぶりということもあって、最後の坂のところで少し苦しくなりましたが、まあ2着には来ましたから、ステップレースとしてはいい感じだったと思います。

(菊花賞2着を振り返って)ハナ差で負けたのは、痛かったですね。

(レースとしてはどうだったか)良かったですね、はい。何回もレース映像を見ましたが、直線で早めに先頭に立てたと思いますが少しペースが遅かったので、ちょっとワンペースの馬だから…色々と考えてもハナ差負けは残念です。ツキが無かったですね。

(先週のCWでの追い切り時の指示)先生に「1週間前だから、しっかりとやって欲しい」と聞きましたので、しっかりとやりました。霧が多過ぎてあまり視界は良くなかったけれど、結構動きました

(先週の時点のコンディション)良い感じです。一度使ってだいぶ良くなりました。

(映像を見た今日の動きについて)単走・馬なりでしたが良かったですね。馬場は少し重かったけれど55秒ぐらいで、調子良さそう。大丈夫だと思います。

M.デムーロ

坂路で調整されたエタリオウ

(ストロングポイント)性格が悪い(笑)。いつも勝てませんね、一度勝ちたいです。それは冗談だけど、スタミナがあって能力が高いですね。

(勝つためには何が必要か)最後の位置取りでしょうか…、こないだもスタートから出してたのに少し引っ掛かりました。噛んでいましたから、本当に難しい馬です。すぐに先頭に立ったらフワッとする可能性があります。

(3200mで勝つために気をつけること)取りあえずスタミナが必要ですね。それと京都コースは下りが合う馬と合わない馬がいます。ですが、エタリオウは京都で何度も走っていて分かっている馬だから大丈夫、問題ないと思います。ポイントはスムーズに運ぶこと、それからあまり早く先頭には立ちたくないですね。今回はそれだけ気をつけます。

(ファンへのメッセージ)平成最後の天皇賞ですので、勝ちたいですね。頑張ります!」

M.デムーロ