【安田記念】ペルシアンナイトのデムーロ騎手「昨年より今年のほうが状態はいい」

ペルシアンナイト

29日、安田記念(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

17年マイルCS覇者で、前走の大阪杯11着からの巻き返しを狙うペルシアンナイト(牡5、栗東・池江寿厩舎)は騎乗予定のM.デムーロ騎手を背に、CWコースで最終追い切りを敢行。6F83.6-66.5-52.5-38.4-12.0秒という時計をマークした。追い切りに騎乗したM.デムーロ騎手のコメントは以下の通り。

【M.デムーロ騎手のコメント】
「(前走)最悪のレースでした。ツイていなかったです。馬場も展開も合いませんでした。ペルシアンナイトはヨーイドンの競馬は厳しいですし、馬場が重かった影響もありました。コンディションは良かったのですが。

(今日の追い切りについて)輸送もありますし、終いを伸ばすイメージで乗りました。以前と比べてトモがだいぶ良くなり、筋肉も増えていますね。大人になってきています。

(この馬の良さについて)とてもいい馬です。昨年末の香港や今年の大阪杯は馬場も良くなかった影響がありました。今回はマイルに戻りますが、マイルは少し短く、2000mもできるとはいえ少し長いのです。本当は1800mが一番いいですね(笑)。外回りならマイルもいいと思います。ワンターンコースのほうがいいので東京に替わるのはいいと思います。

ペルシアンナイト

デムーロ騎手を背にCWコースで軽快な動きを披露したペルシアンナイト(奥)

(惜しいレースが続いています。勝つために必要なこと)スムーズなのが一番です。昨年のマイルCSでは狭くなってしまったので、スムーズなら伸びてくれると思います。

(去年の安田記念と今年の安田記念の違い)今年のほうが馬の状態は良さそうです。大きなチャンスです。

(馬場について)良馬場がいいですね。いい馬場になることを楽しみにしています。

(ファンの皆さんへ)ペルシアンナイトを応援してくれている方は多いでしょうし、勝ちたいです。最近いい結果が出せていないのでリベンジしたいです。頑張ります」