【プロキオンS】新星アルクトス「先週よりもまた更に良くなっています」と栗田徹師

アルクトス

3日、プロキオンS(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、欅S1着のアルクトス(牡4、美浦・栗田徹厩舎)は、田辺裕信騎手を背にポリトラックコースで追われ、5F66.0-51.3-37.9-11.4秒をマークした。

【栗田徹調教師のコメント】
「追い切りの動きは、先週よりもまた更に良くなっています。前走は最内枠からのスタートでもよく凌いでくれましたし、ジョッキーが上手く乗ってくれて助けてもらった感じでした。あまりパサパサのダートでは滑るような感じになりますし、少し湿って引っかかりがあるくらいのダートの方が走りやすいと思います。

今年の3月くらいから馬がしっかりしてきて、しっかり負荷をかけられるようになりました。レパードステークス後は左トモに比べて右トモの使い方がもうひとつという感じでしたが、その辺りもしっかりしてきました。ポルックスステークスの頃はもうひと息かという状態でしたが、その後は順調にきていますしこのメンバー相手にどれくらいやれるか、試金石の一戦になると思います。順調にきていますし、ここも乗り切ってほしいですね」

【田辺裕信騎手のコメント】
「ウッドが閉鎖されているので、これまでと違ってポリトラックで追い切りましたが、動き自体は特に良かったり悪かったりということはなく、いつも通りでした。以前は馬が緩くて弱さもあったのでレース間隔をあけながら使ってもらっていましたが、今は体もしっかりしてきましたしこのクラスでやれるというのは成長といえると思います。

距離1400mに関しては、かなり忙しい感じがします。前走は途中でペースが落ちた分溜めがききましたし、展開に恵まれた感じがします。今回は他に速い逃げ馬がいるでしょうし、道悪にもなりそうなので、前走とは競馬の内容がガラッと変わりそうな感じもします」