ショームなど≪福島9~12R≫レース後のコメント

7月20日(土)、2回福島7日目9Rで栗子特別(芝2000m)が行なわれ、内田博幸騎手騎乗の3番人気・ハギノカエラ(牝6、栗東・鮫島厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:01.7(稍重)。

2着には2馬身半差で10番人気・ウェディングベール(牝4、美浦・粕谷厩舎)、3着には4馬身差で9番人気・マイネルベレーロ(牡5、美浦・中野栄厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたダイワダグラス(牡3、美浦・鹿戸雄厩舎)は7着に敗れた。

1着 ハギノカエラ(内田博幸騎手)
「流れが速くなって、この馬に向く展開になってくれました。みんなが外に行ってゴチャつく感じになったのでどうしようかと思いましたが、良いところがあいてくれました。右回りも合うと思います」

2着 ウェディングベール(宮崎北斗騎手)
「福島の馬場が合っていますね。馬場の良いところを選んで走らせましたが、最後までよく頑張ってくれました」

3着 マイネルベレーロ(柴田大知騎手)
「調教でも気を付けながら調整してきていますが、まだ気持ちと体のバランスが上手く取れていませんね。気持ちだけ先走って、走りのバランスが前のめりになっている感じです。この現状では、この馬の力を発揮できるのはこの形だと思います。荒れた馬場は可哀想でしたが、最後までよく走っています。まだ3歳ですし、気持ちと体のバランスが取れてくればまた違う形の競馬もできると思います」

4着 クリスタルバローズ(蛯名正義騎手)
「やはり福島コースは合っていますね。道悪も苦にせず内から上がっていけましたし、良い内容の競馬ができました」

5着 ギャラントグリフ(野中悠太郎騎手)
「道中はリズム良く運べました。湿った馬場も合いますね。周りよりも仕掛けをワンテンポ遅らせた分、他が下がってきたときに上手く上がっていけました。今日は馬場と展開が向きました」

9R 栗子特別の結果・払戻金はコチラ⇒

10Rでいわき特別(芝1800m)が行なわれ、野中悠太郎騎手騎乗の2番人気・ヴァンケドミンゴ(牡3、栗東・藤岡健厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:49.1(稍重)。

2着には半馬身差で7番人気・ジョブックコメン(牝4、美浦・小桧山厩舎)、3着にはハナ差で8番人気・ショワドゥロワ(牡5、美浦・鹿戸雄厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたダディーズマインド(牡3、美浦・青木厩舎)は5着に敗れた。

1着 ヴァンケドミンゴ(野中悠太郎騎手)
「馬のリズムを優先して、馬場の良いところを選んで走らせました。選んだとはいえ全体的に馬場が緩かったのでモタモタするところもありましたが、最後は力で何とかしてくれました。先々更に良くなってきそうですね」

2着 ジョブックコメン(山田敬士騎手)
「このクラスでもやれる力がありますし、馬場が悪いのも得意ですね。切れるタイプではないのでスムーズに運べた方が良かったかもしれませんが、直線で前が詰まって壁になった分かえって脚が溜まったのか、終いは良い伸びを見せてくれました」

3着 ショワドゥロワ(内田博幸騎手)
「休み明けでしたし、こういう馬場で速い時計にならなかったことが良かったと思います。最後まで一生懸命走っていましたし、よく頑張っています」

4着 フォーラウェイ(菊沢一樹騎手)
「すごく良い馬ですね。追い出しを待てば待つほど切れそうなイメージがあったので、あえて狭いところから運びました。他馬に寄られたりしてスムーズに追えなかったことは痛かったですけど、よく頑張ってくれました」

5着 ダディーズマインド(宮崎北斗騎手)
「馬の具合は良かったですし展開も向きましたが、今日は馬場が合いませんでした」

10R いわき特別の結果・払戻金はコチラ⇒

11Rで安達太良ステークス(ダ1700m)が行なわれ、津村明秀騎手騎乗の1番人気・ショーム(牡4、美浦・鈴木伸厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:44.1(稍重)。

2着には1馬身1/4差で2番人気・ビルジキール(牡3、栗東・安達厩舎)、3着には1馬身1/4差で3番人気・ワイルドカード(牡5、美浦・木村厩舎)が続いて入線した。

1着 ショーム(津村明秀騎手)
「返し馬から馬がパワーアップしていて間違えるとガツンと行きそうな感じがしたので、リズムを守りながら走らせました。直線でも内の良いところがスッとあきましたし、一瞬の脚を上手く生かすことができました。道中の折り合いもつきましたし、展開もバッチリでした。これからが楽しみです」

2着 ビルジキール(安達昭夫調教師)
「どうしても3コーナーでフワッとして、そこで置かれてしまいますね。最後は良い脚を使っていますし、その辺りが解消すれば更に良いと思います」

3着 ワイルドカード(丸山元気騎手)
「外めの枠は向きませんね。もう少し内ならもっと楽に行けたと思いますし、この馬は行き切った方が良さそうです。最後は右手前のまま走っていました。雰囲気は良かったですけど、最後は休み明けの分かと思います」

4着 ノーウェイ(戸崎圭太騎手)
「ペースが速かった分もあるかと思いますが、前半に少しモタつきました。徐々に手応えが良くなってきて終いはよく伸びましたし、力は出しています」

5着 サクラエンパイア(柴田善臣騎手)
「初めて乗りましたが、感じ良く運べました。直線では馬の外に出すのをなるべく遅らせて追い出しました。最後は少しブレーキをかける感じがありましたし、休み明けの分があったかもしれません。使って良くなりそうですし、このクラスでもやれそうです」

11R 安達太良ステークスの結果・払戻金はコチラ⇒

12Rで3歳上500万(芝1200m)が行なわれ、戸崎圭太騎手騎乗の1番人気・シャインサンデー(牝5、美浦・加藤征厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:09.9(稍重)。

2着には4馬身差で2番人気・マイネルアルケミー(牡3、美浦・中野栄厩舎)、3着にはクビ差で7番人気・サウンドオブビット(牡6、美浦・松永康厩舎)が続いて入線した。

1着 シャインサンデー(戸崎圭太騎手)
「前走は勝ち馬に上手く逃げ切られたので、今日は自信を持って臨みました。前走よりも動きが良かったです。今日のような馬場にも対応して、強い競馬をしてくれました」

2着 マイネルアルケミー(柴田大知騎手)
「前走より少し状態は上がっていますが、これでもまだ本調子には程遠い感じです。道中も力が入らないかんじで、押して押しての追走ですからね。地力だけでここまできた感じです」

3着 サウンドオブビット(山田敬士騎手)
「切れるタイプではありませんが、早め早めに動いていってその辺りを上手くカバーできたと思います。今日は上位馬が強かったですが、スムーズに回れていますしよく頑張ってくれました」

4着 ヤマニンベリンダ(小林凌大騎手)
「スタートが速いのは分かっていたので、逃げようと思っていました。テンションが上がりやすいと聞いていましたが、道中も落ち着いて走れていました。荒れた馬場で少し脚を取られていましたが、良いリズムで走れていましたし良馬場なら更に粘れたと思います」

5着 ジャッキー(木幡育也騎手)
「スタートで行き脚がつかず、徐々に差を詰めていきました。4コーナーと直線では馬場の良いところを通った分、よく伸びてくれました。この条件は少し忙しい感じがしますし、新潟1400くらいがちょうど良さそうです」

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