【みやこS】上位人気が絶不調!荒れるダート重賞で狙える2頭!

インティ

みやこSが行われる京都ダート1800mは直線が平坦ということもあり、勝ちタイムが速くなりやすい。昨年はJBCが開催されたため施行されなかったが、2016年、17年は共に良馬場で1分50秒1。不良馬場だった2015年はなんと1分47秒8というタイムが出るほど、毎年のように速い時計の決着が続いている。

近3回のみやこSで、4番人気以下で馬券になった馬はのべ6頭。過去5回まで振り返っても1番人気の勝利はなく、2着も1度しかない『荒れる』ダート重賞の1つだ。

今年はフェブラリーSの勝ち馬インティや、昨年のチャンピオンズC2着のウェスタールンドなど実力馬も出走してくるが、あえて穴を狙うのも面白い。先述した4番人気以下6頭のうち半数の3頭は前走ダート2100mで馬券圏外に敗れた馬だった。

15年 1着ロワジャルダン(4人気)→前走東京2100m4着
15年 2着カゼノコ(6人気)→前走東京2100m7着
16年 1着アポロケンタッキー(4人気)→前走東京2100m8着

2015年の以前も、前走2000mで負けていた馬の巻き返しが目立っている。スタミナの必要な舞台では結果が出せず、よりスピードを生かせる舞台である京都ダート1800mで巻き返すのが理由として挙げられるだろう。今年、前走が2100mで4着以下だった馬はメイショウスミトモリアンヴェリテ