【マイルCS】過去5年で連対率0%!関東馬ダノンキングリーに「不安材料」が浮上?

ダノンキングリー

マイルチャンピオンシップ(G1)は京都競馬場で行われるにも関わらず、関東馬の躍進が目立つ。近5年で見ても、以下のような結果が出ている。

▼マイルCS 関東馬と関西馬の成績
関東馬(2.1.2.20)勝率8.0% 複勝率20.0%
関西馬(3.4.3.54)勝率4.7% 複勝率15.6%

率は関東馬のほう優秀だ。ただ、好走している関東馬には共通点と言えそうなデータが存在する。

▼マイルCS 好走した関東馬(近5年)
15年1着 モーリス    (ムーア騎手)
15年3着 イスラボニータ (蛯名騎手)
16年2着 イスラボニータ (ルメール騎手)
16年3着 ネオリアリズム (ムーア騎手)
18年1着 ステルヴィオ  (ビュイック騎手)

15年3着だったイスラボニータ以外は全て外国人ジョッキーが騎乗していたのだ。そのイスラボニータは皐月賞を勝っていたG1馬で1番人気を裏切る形となった。過去5年を見ても、成績はハッキリと分かれている。

▼マイルCS 関東馬の騎手別成績
日本人ジョッキー(0.0.1.12)
外国人ジョッキー(2.1.1.8)

「関東馬・日本人ジョッキー」の組み合わせは連対率0%。今年の関東馬では、人気の一角に推されるであろうダノンキングリー(牡3、美浦・萩原厩舎)が横山典弘騎手との新コンビで参戦する。どのような走りを見せるかに注目だ。