【川崎記念】独走!圧倒!1番人気チュウワウィザードが2つ目のG1タイトル奪取!

チュウワウィザード

1月29日(水)、川崎競馬場11Rで行われた第69回川崎記念(Jpn1)(4歳上 定量 1着賞金6000万円 ダート2100m)は、川田将雅騎手騎乗の1番人気・チュウワウィザード(牡5、栗東・大久龍厩舎)が道中好位を追走すると、直線力強く抜け出して優勝した。勝ちタイムは2:14.1(不良)。

2着に6馬身差で7番人気・ヒカリオーソ(牡4、川崎・岩本洋厩舎)、3着には1馬身差で3番人気・デルマルーヴル(牡4、美浦・戸田厩舎)が続いた。

勝ったチュウワウィザードはいとこにダートの強豪ルヴァンスレーヴ(牡5、美浦・萩原厩舎)がいる血統。2走前のJBCクラシックでG1初制覇を成し遂げると、今回の川崎記念で2つ目のG1タイトルを手中にした。

馬主は中西忍氏、生産者はノーザンファーム。

チュウワウィザード

1着チュウワウィザード(川田騎手)
「前回の競馬に乗っていないので、変化があるのか気になっていましたが、大きく変わったところはありませんでした。前半の並びが良くなかったので、少し促して、周りの動きを作りました。その後はいい形でレースも進み出しました。

4コーナーからは西日もキツかったですし、一頭になったことで、戸惑うところや幼さも出しましたが、ケアしながら最後は運びました。もう少し大人になってほしいところはありますが、レースはしっかり組み立ててくれる馬です。今日は人気に応えることができて良かったです。また、この馬の走りに期待していただければと思います」

2着ヒカリオーソ(山崎誠騎手)
「ビックリしました。出遅れたので切り替えて競馬をしました。馬込みで競馬をしたことがなかったので道中は怒っているところもありましたが、最後まで脚が上がらなかったですよ」

3着デルマルーヴル(マーフィー騎手)
「またデルマルーヴルに乗れたことを嬉しく思います。走る度に成長する馬だと思っていて、浦和記念で乗せていただいた時よりも馬は良くなっていました。今日は勝ち馬を負かすにはあの競馬しかないと思いましたし、この秋もまた乗せてもらえる機会があれば楽しみです」

4着ミューチャリー(御神本騎手)
「これくらいやれる馬です。本当はもう少し下げてもよかったですけどね。スタートも出ましたし、あの位置からになりました。この世代はクリソベリルがトップで、ジャパンダートダービーではクリソベリル、デルマルーヴルらと走りましたけど、乗り方一つでもっと着差は詰まっていたと思います。同じ南関東のヒカリオーソに先着されたのは悔しいけど、今日も乗り方次第で着順は違っていておかしくないですからね。今後も楽しみですよ」

(矢野義調教師)
「出たなりの競馬だったので、あの位置から。本当は内に入れられたらよかったけど、入るところがなかったね」

5着アナザートゥルース(大野騎手)
「スタートは上手に決めてくれたのですが、最初のコーナーでスムーズさを欠くところがありました。以降はリズムよく走れましたが、ペースが速くなった時にあっぷあっぷして置かれてしまいましたね」

6着ケイティブレイブ(森泰斗騎手)
「勝ち馬は3番手で着いてきましたし、ペースは速くなかったと思います。初めてなので比較はつきませんが、流れの割に踏ん張れなかったですね…。指示どおりの競馬はできましたが、今はユッタリ行かせた方がいいのかな…。乗り味は流石G1馬という雰囲気でしたし、結果が出せず、残念です」

チュウワウィザード

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