【秋華賞】本当に2強!?鍵は紫苑Sにあり!

昨年の秋華賞はデアリングタクトが優勝し三冠牝馬に輝く

昨年の秋華賞はデアリングタクトが優勝し三冠牝馬に輝く


桜花賞馬ソダシとオークス馬ユーバーレーベンが再び対戦する。デアリングタクトをはじめとした牝馬3冠を達成した馬を除くと、古くはファレノプシスなど桜花賞馬が秋華賞を制するケースが多かったが、過去10年を振り返ると桜花賞馬は馬券に絡むことができず、メイショウマンボ、ミッキークイーンと2勝をあげているオークス馬の方が優勢といえる。

ソダシはオークス8着後に札幌記念に臨み、ラヴズオンリーユーなど強力な古馬を相手に鮮やかな勝利をおさめた。夏場に1回使われたことがどう影響するのか、最終追い切りの動きに注目したい。

ユーバーレーベンはオークスから直行で参戦する。オークス制覇後に左前脚部不安を発症した影響での直行だけに、この中間の調整過程をしっかりチェックしておきたい。

秋華賞がG1初制覇という新星誕生タイプでは、ディアドラなど前走紫苑S好走組の活躍が目立つ。今年の紫苑S上位馬は、勝ち馬ファインルージュをはじめ優先出走権を掴んだ3頭が出走を予定。ソダシ、ユーバーレーベン以外の馬から狙いたい場合は、まずこの3頭を検討していくのも良いだろう。